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縁の本棚  作者: 雪縁
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本日の一冊 「のはらうたⅠ」

「のはらうたⅠ」【童話屋】

          くどうなおこと のはらみんな


 赤くふちどりされた、小さな、小さな本です。

 この本は、のはらむらのともだちが、みんなでうたって、かきとめて、できあがりました。

 のはらむらには、こねずみしゅん、へびいちのすけ、あげはゆりこ、かたつむりでんきち、かまきりりゅうじ、とかげりょういち、こねこまりこ、みのむしせつこ、のぎくみちこ、くもやすけ、ありんこたくじ、たんぽぽはるか、おちばせいいち……まだまだ、たくさんのともだちがすんでいます。

 かれらのうたを口にすると、わけもなく、心がうきうきして、楽しくなってくるのです。

 小学生たちとのおはなし会で、声をあわせて読んだこともあります。

 それでは、いくつか、のはらみんなのうたをご紹介いたしましょう。


     おれはかまきり

            かまきり りゅうじ


   おう なつだぜ

   おれは げんきだせ

   あまり ちかよるな

   おれの こころも かまも

   どきどきするほど

   ひかってるぜ


   おう あついぜ

   おれはがんばるぜ 

   もえる ひを あびて

   かまを ふりかざす すがた

   わくわくするほど

   きまってるぜ


 続いてうたってくれるのは、この方。



    あいさつ

           へび いちのすけ


  さんぽを しながら

  ぼくは しっぽに よびかける

 「おおい げんきかあ」

  すると むこうの くさむらから

  しっぽが ハキハキ へんじをする

 「げんき ぴんぴん」

  ぼくは あんしんして

  さんぽを つづける



   みんながうたう てんてんのうた

      

          あめ ひでき

  てんてんてん なんじゃらほい

  あめのしずくが てんてんてん

  はっぱの さきから ころげおち

  あとから あとから てんてんてん



          かき ゆうぞう

  てんてんてん なんじゃらほい

  かきのみ あかいぞ てんてんてん

  はっぱおちても みはおちぬ

  ふゆまで がんばれ てんてんてん



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