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縁の本棚  作者: 雪縁
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本日の一冊 「手帳300%活用術」

「手帳300%活用術」【日本能率協会マネジメントセンター】


 さあ、年も改まった。

 机の上に広げてみるのは、博文館から出ている、ピンク色の表紙のデスクプランナーL。

 年間プラン、月ごとの予定、毎日の予定と、数行日記が書き込め、書きやすさと、見やすさ、表紙の色、値段と、私のこだわりを満たしてくれているものだ。

 

 次男が中学生になったころから、父親を手伝い、少しずつ今の仕事を始めた。

 十年以上たった現在、だんだんと仕事の比重が重くなってきているといっても、まだ半分は九十歳近い父親が現役でがんばってくれている。

 アポイントが入ったら、ぜったいに忘れてはならないから、即、手帳に書き込む。

 毎年、春、夏、そして秋から年末、お正月にかけては、一日に何件もアポイントが集中するので、時間でわりふったりしながら調節するために、手帳は必需品なのだ。


 本書は数年前、手帳売り場に一緒に置かれてあったのを、何となく興味深くて買い求めたもの。

そのときから、パラッパラッとめくって大事なところに蛍光ペンでラインをしたりするものの、まだ本書を完全に読み終わってはいないのだ。有効活用したい一方で、あまり力みすぎても……という気持ちもチラチラと働くのである。

 けれども読みながら、ハッと気づかされることも多くあった。


*手帳に夢を「今年の目標」に落とし込む。そのために目標を一ヶ月、一週間にブレイクダウンしていく。

*時間はかたまりで予定を組み、隙間時間を作る。

*手帳を見る時間=考える時間。

*手帳を使って計画読書。

*手帳は書きっぱなしでなく、必ず整理する。

*昨日のことを、次の日の朝に書く。

*前年のやり残しをチエックして翌年に持ち込む。

 手帳の使い方は、その人その人で違う。

もちろん手帳ではなく、パソコンを利用するという手もある。


 大事なのは、手帳での時間の管理は、前向きに生きる姿勢に繋がるということだ。

 高齢の父も、毎年必ず手帳を準備して、生活を管理している。日々の読書や新聞の記事などで、感動的な言葉を見つけたら、すぐさまメモをとっているすがたを目の当たりにすると、わが父親ながら、頭が下がる思いがするのである。


 年をとっていようが、若かろうが、自分があとどれくらいの時間を生きられるのかということはだれにもわからない。

与えられた時間を、悔いなく、充実して過ごすためには、自分がやりたいこと、やらなければならないことを意識して過ごすことが大切だろう。手帳とはそのための大切なパートナーなのだと思う。




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