8 初めてのミサイル発射
前回のあらすじ
レムルス「やる気なくした。帰る。」
ファーレン「コレがバグか!」
side アンジェリカ グッピー商会私設空軍所属パイロット
あはははは!大戦争ちょー楽しかったっす!取った作戦はカンタン!グッピーさんに目印として高度限界ギリギリで待機してもらい。あとは燃料弾薬ギリギリで突っこんでは戻り突っこんでは戻りの作業でした!どんどん獲物も減っちゃったので、最後は2回ほどロケット積んでNPC空母に突っこんでみました。
空母ウマー!でした。
まぁMVPも獲れたし…ってタバサ宰相からご褒美のお知らせが届いた。ナニナニ?そなたの活躍がうんぬん。ふむん、まぁ定型文ってヤツっすなー。目録は、っと…
F-5っぽい何か…だと…!?噂では第三世代戦闘機は半年後って話だったんだけどあっしだけ先行っすか!あ、でもマニュアルはないのか…。まぁレイアウト似てるみたいだしなんとかなるっしょ!
うっひょー!ついに!あっしTUEEEEEEEEEする時代になるんですね?わかります!
「タバサ宰相ありがとうございやす!!これからもEAPの空はあっしが守ってみせまさぁぁぁあああああああ!!!!!」
side end
side グッピー グッピー商会会長
意外と1時間って長いのね…。英雄様はひたすらダイブを繰り返してMVPを取っていらっしゃった。どうやって探してるのかしら。どう見ても敵機なんて見えないのに…。
一度だけEAP回線での通信をお願いされて言われた通りにしてみたらレムレス?さんというEAPの人が反応したんだけど、確か私と同じ第21植民地に施設をたくさん持ってる人よね。名前は知っていたのだけれど植民地の管理部署NPCを通して少し取引があったくらいね…。あとで連絡してみようかしら…。
あ、ファーレンさんから通信だわ。
『あ、大戦争お疲れ様でした。いかがでした?』
「お疲れ様でした。私はウィングマン?でしたので上で見学してました。組んでくれた子は大活躍だったんですけどね^^;」
『…もしかしてそれってMVP取った「アンジェリカ」という方では?』
「あ、はい、そうです。もしかしてファーレンさんも同じ空域にいました?もし落とされたならすいません^^;」
『あ、はい。一度だけ交戦しました。すごい人と知り合いなんですね^^;』
「ええ、3ヶ月くら(ちゅどーん)い!?すいません!なんかいきなりどこか爆発したみたいで、確認してきます!」
『え!?大丈夫ですか?何かあったら後で言ってください!』
なななな何が起こった!?
動揺を抑えきれずに爆発があったと思わしき場所を端末で調べると予備で作ってあった第4ハンガーが消滅…。
私の機体が入っていた第3ハンガーも全壊…。
大戦争直後に攻撃機に進入されてピンポイントで英雄様のハンガーが狙われた?
でも基地のレーダーには敵機の侵入履歴なし…。
まさかコレがファーレンさんの言ってたバグかっ!
『あー…。グッピーさんごめん…。』英雄様から通信が入った。
「な、何があったの!?いきなりハンガーが爆発したみたいなんだけどよくわからないのよ。」
『いやさー、ほらさ…なんていうか、あっしMVP獲ったじゃん?そんでタバサ宰相からご褒美でF-5っぽい何か貰ったのよ…。マニュアルはなかったんだけど似た様なもんだからさ…なんとかなると思ってポチポチしてたら…なぜか装備されていたミサイルが発射されて…飛んでないのになぜか発射されて…電源すら入れてないのになぜか発射されて…爆発して消滅しました…。
F-5っぽい何かも消えたまんまだし;;
うわああああああああああん;;』
えーと…。うーん…。タバサ宰相の罠…?な、わけないよね?つまり…。
「えーと、なむでした…。F-5っぽいのはまぁ…一番最初に座れただけ良かったのではっ!?きっと飾り用だったんですね^^;」
き、厳しいか?でも適当にボタン押してたら誤射って…orz
『お、おぉー…?なるほど!飾りだったんですね!あー、でも惜しいことしちゃったかもー。それとハンガーとか壊しちゃってごめんなさい。』
「はい^^ ハンガーとか気にしなくていいですよー。治療費もかかったでしょう?補填費用から使ってくださいね^^」
『はーい!それじゃあ狩りにいってきまさぁ!』
「はーい。ちょっとやることあるので暇になったら通信しましょ^^」
セーフ。気落ちして休止とかになったら私のプレイにも会社経営にも影響大きいですからね。それらに比べたらハンガー代と私の戦闘練習機はそんなに高くないですし…。
あ、そうだ。レムレスさんに通信してみましょう。どれどれ…、レムレス、レムレスっと…
side end
まさかの運営バグ
次回「バグの正体みたいなもの」
書いててレムルスをよくレムレスに間違えます。何度レムレスに改名しようと思ったかわかりません。そして短かったですね。はい。でも区切りとしてどうかなと思ったので区切っちゃいました。