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〜第二章〜I・Miss・You〜

どうも藤井雪彦{べこ丸}で御座います。

ではお楽しみくださいませ。

〜第二章〜I・Miss・You〜弐〜







ガナン国民全員ぶんの食事を一生懸命作り、心身共にクタクタになった林檎は最愛のパートナーのミクルにすがるように幼子のように甘えて抱きついて来る。






「奏ちゃん♡





うち必死こいて頑張ったんよぉ♡





うち…






とびっきりの御褒美が欲しいんよぉ♡






ねぇ…








うちを今夜は抱いてぇね♡








うち…








もぉ…








辛抱たまらんそよぉ♡





御願い♡






うちを抱いてぇ♡」








と言い求めて来る。







そんな林檎をミクルは強く抱き締め熱い濃厚ディープkissを交わす。








「…ン♡…………」







Kissを交わし終えたあと、ミクルは







「御疲れさま。






マイハニー♡







君の美味い飯食ったあとは、君のリクエスト御応えして今夜はあっしとじっくりどうですか♡









我が最愛の瑪瑙ちゃん♡







あっしも辛抱たまらんごとなってきたっ♡








でしょうがねっ♡」







と言い、林檎は快く頷く。 








アバンはミクルにウォーミングアップで大敗して食欲がなかった。






「なんなんだよこれっ!!








生の魚なんて食えたもんじゃないよっ!!








こんなの要らないよっ!!」









一緒に食事を食べているミクルは









「おいっ!!








王太子殿下っ……










あんさんがあっしにボロ負けして憤るのは勝手だが無抵抗の大切な食いもんに八つ当たりするんじゃねえよっ!!








食べる気がないのなら始めから取るなっ!!







取ったら嫌でも食えっ!!







でしょうがねっ!!」






と叫んだ。








林檎はアバンを庇い









「ミクちゃんっ!!







いけんよっ!!









フードハラスメントよっ!!








アバちゃん、ええんよ。










気に入らんかったら捨てても……」








と捨てることを促す。









ミクルは









「せっかく瑪瑙が一生懸命作ったってのにっ!!








ダリスコの兄ちゃんの言う通りあんさんは相当なひねくれ者の王太子殿下坊っちゃんだよっ!!








でしょうがねっ!!」







と怒る。








その言葉を聞いたアバンは










「何だとっ!!







無礼者めっ!!








御飯とサラダとハンバーグはもう食ったし、









もういいよっ!!









こんな気味悪い食事なんて要らないよっ!!」








と一声し、足早に食事場を走り去ってゆく。











パインは急いでクリームパンを持ってアバンの後を追い駆ける。











ハロウィン卿は好みの食事を選んで取り、









「林檎、感謝して頂く。










アバンは本当に俺は今後…










一人前の戦士に鍛え上げ育てる自信が無くなってきた。













ここよりやや遠くに持って行き、食べさせて頂く。











今はこの火傷だらけ傷だらけの素顔を誰にも見られたくは無い…」



 






と言い浮遊術で宙へと舞い上がり移動する。












白巳と春千代はナップルのあげた蛇の餌や孔雀の餌をバクバクとお腹が空いていたのか勢い良く美味しそうに食べている。













ヴァギXIIIもお腹を空かせている。











ナップルが林檎特製大盛り豚汁御飯を置くと、











ヴァギXIIIは「有難う」と言い食べようとするがナップルは制止する。








「ヴァギちゃん待て!!♡」










「何事だ!?食べてはいけないのか!?」











「ヴァギちゃん御手!!♡」











ヴァギXIIIは右前脚を仕方なく差し出す。










「ヴァギちゃんおかわり!!♡」















ヴァギXIIIは仕方なく左前脚を差し出す。













「良し!!♡御食べぇ♡」









「あのなぁ。俺は犬じゃないんだ…」














アバンは王宮に戻り自身の寝室でふて寝して居る。







パインは寝室のドアをノックする。







アバンは






「うるっさいなぁっ!!






誰だよっ…






入れよっ!!」






と言い嫌々、パインを招き入れる。







パインは






「アバンさま……






いえ……






ガナン国王太子殿下アストラナバン・ガナンさま…」







「んだょっ!!






急に改まってっ!!」







パインは機嫌の悪いアバンに少し躊躇しつつ戸惑いながら勇気を振り絞って告白する。





「あの…








その…






わらわ、貴方さまに心の底から惚れ込みましたの。





貴方さまがハロウィン卿殿を打ち負かしたその日から貴方さまのことが脳裏に焼きついて離れませんのっ!!






恋焦がれておりまするっ!!







わらわと御付き合いなさっておくんなまし」








アバンは二つ返事で







「断るっ!!






………ぇ……………







パインはベッドから起きて自身の告白を二つ返事で断ったアバンをベッドに押し倒す。







「あのなぁ…






これって立場違うくないか………






ぁ







えもいわれぬ感触がアバンを襲う。







パインは自身の胸をアバンの手に強引に自身の手で押し当てる。







そしてアバンの手を自身の手で掴み、






胸を揉ます。







「ハァハァ♡………






………アバンさま……好き♡







……ン♡…







ア♡…







アァン♡……







御願いですの♡……






ハァハァ♡……







わらわと伽をしておくんなまし♡……







ハァハァ♡……







アァン♡







ハァハァ♡………







わらわ♡……







もぅ我慢出来ない♡……








ハァハァ♡……







貴方さまへの肉欲に飢えておりまする♡








……アッ♡







アァン♡……







貴方さまへの肉欲に飢えておりまする♡








御願い致しま……する♡









……抱いてぇ♡………








御願い♡……







抱いてぇ♡…」







しかしそのアバンからの返事はパインの恋心をを真っ向から裏切る結果となる。








「全く………






腐ったキャベツのような陳腐な考えを持った厚顔で、はしたない女だなぁ。








あのなぁっ!!







悪いけど僕は君の【気休め程度の肉欲】の御相手】じゃあないんだよっ!!








それに僕は君よりナップルに興味があるんだ。








そもそもいきなりこの僕の手のひらを勝手に握りしめて自身の乳房に押し当てるなど………






そんなのっ!!









所詮【身の程知らずの傲慢な肉欲に飢えきった【既に賞味期限切れの売れ残りの女】の言い訳】に過ぎないっ!!










解ったらさっさと手を離さないかあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁっ!!









無礼者めえぇぇぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇええっ!!










これは制裁だっ!!」







アバンはそう叫びパインの頬を思い切り平手打ちした。







「あうっ…!!




パインは頬の痛みに耐えながら酷くショックを受け







「そう…………







ですの…







御免なさい…






失礼………








致し………






まする」







と言い踵を返し部屋を涙を堪えながら後にして駆け出す。









駆けて行くパインにナップルは出くわし、







パインは







「わらわ、王太子殿下にフラレちゃいましたの…






テヘッ……」







と気丈に振る舞うが、ナップルは








「大丈夫……♡






じゃないでしよう♡







姉さまは女の子だもん♡






泣きたい時は思いっきり泣いていいのよ♡」





とパインを抱き締める。






パインはナップルのその温かい一言で今までギリギリまで何とか保っていた緊張の糸が解れた。







「うえええぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっん!!







恋してるっ!!






恋してるうううぅぅぅうぅううぅぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!







こんなに恋してるのに想いが届かないなんてええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇっ!!」






と大粒の涙を流し絶叫する。








ナップルは







「おぅおぅ♡







良し良し♡







よく頑張ったね♡







姉さまの痛みは私の痛み♡






この広大な世でたった2人の血を分けた双子の姉妹だもの♡





アバン王太子殿下に言われたことされたことその全てを私に吐き出して♡







さぁ♡






早く♡」






と、傷心中のパインにアバンに言われたことされたこと全てを自身に吐き出すよう促しパインはその全てを話す。








 パインから全てを聞いたナップルは当然の如く激怒した。







路地裏でパインへの片思いの恋心を内に秘めるダリスコも全て聴いていた。





「アストラナバン・……♡






ガナンっ!!♡





このままでは……♡





決して許さないっ!!♡」






と叫び、ナップルはパインを抱き締めつつ背中を優しく撫で慰めるのだった。



御愛読誠に感謝申し上げます。

ではまた会いましょう。

サヨナラサヨナラサヨナラ♡{淀川長治大先生様風に}

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