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『愛のため、さよならと言おう』  作者: 設楽理沙


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「その方とのご縁についてお話しますね。


 頭の良い方でご実家も裕福、仕事もできて品行方正な方に見えますが、

結婚後、別に女の人ができます。


 時期ははっきりとは言えないけど、子育てが一旦落ち着いた頃かしらね。


 ただの浮気で終わりそうにも思えるけれど、何か突発的な事象と

重なってしまうとあなたとの縁を切るかもしれません」



『なんてことを! 石田さんはそんな非道なことのできる人じゃないわ』



「あなたがとても人間的に良い人なので守護霊方が心配されてましてね。

 その時が来た時にショックを小さくしたいとのことです」



「何故予知しているのに守護霊様たちは結婚に反対しないのですか?」



「そうですよね、私もそう思いました。

 でも、たぶん止めてもあなたいうこと聞かないんじゃないですか」



「そう……かも」



「私の見立てと守護霊方の見立てが一致している点をお話しますね。


 今後、今の彼に対するほどの熱量で好きになれる相手は適齢期の間には

現れないでしょう、ということ。


 でも結婚相手は後からでもいますよ。

 それなりの人たちが。


 今の彼との結婚で良い点は、産まれた子供たちが親想いのとてもやさしい

いい子たちだということですね。


 ご主人とは離婚になってもあなた、やさしいお子さんたちやその家族に

囲まれてお幸せな人生になりますよ。



 他の方との結婚では子供たちとの関係は普通かまたは問題なども出てくる

可能性もありますから。


 それで守護霊方も強く今の彼との結婚に反対しないのではないでしょうか。


 あなたをお守りしている方々の熱い想いがすごいです。

 とっても愛されてますね。

 


 あ、そうそう。将来の旦那様から離婚と言われた時は子供が18才

もしくは20才になるまで待ってもらえるよう交渉して先延ばしにしたほうが、

運がより一層あなたに味方してくれそうかしらね。



 籍を抜くのを待ってもらう代わりに旦那さんは相手の女性に

早々預ければいいわ。




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