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Episode:14 そして伝説よ、もう一度

14話投稿です。




やぁ、猫耳っ娘達と仲良くなって、幸せいっぱいの蝗の王(アバドーン)だ。


朝になったら、【ダルタ・ニャン】から朝食に招待されたので、ぞろぞろと

向かう事にしたんだ。


そして、開口一番





「昨夜はお楽しみでしたにゃw」





…ひぃ! (;´Д`)バレテーラ



(学習しないなーw)


(何故バレないと思ったしw)


(DQの宿屋乙w)





「ふぉふぉふぉ、我が民はアチラに関してはフリーダムにゃからのぅw


それをうるさく言うつもりは全く無いんにゃが、開口一番こう言うと、大抵の客人はキョドってくれるので、その様を見るのが楽しくてのぅw」






性質たち()りぃな! この爺さん!?



……だが、それがイイ!」(キリッ)




<どんだけイケメンなんスかw>


<もうヤダこの変態w>


<王様マゾー?>






「うむうむ、新しく生み出されたと言うから、どの様な方達かと思っていたん

じゃが、仲が良くて結構にゃのぅw


得てして、その様な状況で君臨するもにょとは、体面や焦りから上下の隔たりを

無意味に強くして、下に居るもにょ達に厳しく当たってしまうモノにゃからな。」






「我等、”大勢たいぜいなる者”の掟は【アットホーム】ですからww」




<どんな掟やねんw>


<……だが、それがイイ!>(キリッ)


<イケメン乙w>








そんな感じで、用意された”うにごはん”や”うに団子”を始めとした、彼らの

精一杯のもてなしを受けて、ほのぼのと食事は進んで逝ったw



食事が終わった後、昨日のうちに受け取った【メタ世故せこイヤ】の葉や、様々な

交易品の整理をしてたら、拠点に戻る時刻になった。


名残は尽きないけど、仲良くなった猫耳っ娘達や他の村人達に見送られ、

俺達は”猫型獣人パステト”の集落を後にしたんだ。












・・








・・・・・・









・・・・・・・・・・













別に急ぐ用事も無いんで、景色を楽しみながらゆっくり見ながら帰って来たら

【グフたん】から客が来てるので、拉麺らーめん出して持成もてなしていると連絡が来た。


【グフたん】から直接連絡が来た事を不思議に思い、他の連中はどうしたか

聞いたら、全員出払っているとの事。


全員出払ってるなんて珍しいなと考えている内に、応接間に着いたようだ。



「それで、お客人とはどんな人達だったん……?」



















Σ(゜д゜;)ハッ!?




くわっ!!!!



『ワシが【セイレーン族】族長! ”江田島平○”である!!!!!』

























………ぴくぴくぴく ←【ひきつけ(・・・・)起して失神】




<ちょっwwおまwww!?>


<出たあぁぁぁぁぁぁぁ!>


<ちょ!?王様ぁぁぁぁ!!!?>


<うわ、王様の口から魂出てるよ!?>


<見てないで、押し込めぇぇぇ!!?>









『ふははははっ! 相変わらず蝗の王(アバドーン)殿の反応は面白いのぅ!!』


『うむ!

このリアクションを見る為に母者を案内して来た、甲斐があったと言うもの!!』


『ほう! 次女あんとんこ三女かんこから、聞いてはいたがこれ程面白いとはのぅ…。』





<<<<< 性質たち悪いな! あんた等!!? >>>>>


<…つーか”面白い”って理由で、一々(いちいち)人ン家(ひとんち)の王様、瀕死にしないでくんね?(汗)>


<それより藻マエラ、王様の蘇生そせい手伝えよ!?>











『だがワシは、退かぬ! びぬ!! かえりみぬ!!!!』





<<<<< 理不尽りふじん()ぎんだろぉぉぉぉ!!? >>>>>












・・








・・・・・・









・・・・・・・・・・














「…………あ゛~~2度目の幽体離脱を体験したわ。」


……なるほど、道理で可笑しいと思ったら、眷属達あいつら、逃げやがったな……。




<王様無理しちゃ駄目だよ。>


<無茶しやがって………。>


<いや、したくてしたんじゃ無いだろw>


<いよ! 不死身の男!ww>




「うるさいですよ、藻マエラ!? ……もっと漏れの事心配しる!!!」














「……それで、話を戻すけど何で【セイレーン?】の一族が、俺らの家で拉麺らーめん

(すす)ってんの?」







くわっ!!!!



『ワシが【セイレーン族】族長! ”江田島平○”である!!!!!』









「………いや、それはもうイイから……。 って通訳たのむわ。」





『うむ、ではワシ(あんとんこ)が話そうか、と言っても大した事では無い。


この前、土産として戴いた”蒸留酒”や”清酒”、並びに”腸詰”なる物が非常に

気に入った故、定期的に購入したいむねを伝えに参った。


それと折角の機会(ゆえ)、この前は不在で紹介出来なんだ、長姉【北斗ほくと羅王姫(らおうひめ)】(18才・処女)の紹介と、物見遊山よ。


基本、我等は滅多に遠出せぬ。


何せ、伝説の”儚く か弱い、乙女”ゆえなぁ~~。


……ふっはははははっ!』




(えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~?)


(”儚く か弱い、乙女”?)


(吹いてんじゃねぇぇぇーーーーーー!?)


(最凶生物のマチガイだろ?)


(野太い声で”ふっはははははっ!”とかw)


ーーよww)


(伝説のままで居て欲しかったw)


(つーか、伝説と共に埋もれてしまえよw)







『…ちなみに、ワシ(かんこ)らが拉麺(らーめん)を喰ろうて居たのは、【アリさん】なるいとしげな

者共が、馳走してくれたゆえよ。


初めて、食してみたがまっこと、美味で珍しき食い物よのぅ。』




(アリさん、いとしげとか言われてるw)


(気に入られたなw)


(アリさん逃げて! 超逃げて!!!)






『うむ、よわい18にして、あのような美味なモノを初めて喰ろうたわ。』




(ひぃ!初登場来たぁぁぁ!?)


(…出番の無いまま、消えていって欲しかったって言うw)


(ラオウ顔に”金髪縦ロール”はやめて欲しかったw)








「…よーするに、酒とツマミをたかりに来たと。」




『人聞きが悪いのぅ。


木賃きちんと、代価は払うわい。


柘榴石ざくろいしや、紫水晶アメジスト、並びに砂金じゃ。』




ゴトンッ




そう言って置かれた皮袋の中には、確かに十分な量の貴金属が入っていた。



「貴金属とかには、あんま興味無いんだけど、他に特産品とか無い?」




『むう、他のモノと言われてものぅ……。


あとは、ワシら姉妹の中から嫁を出すくらいかのう!


ぐはははははっ!』







「……うん、貴金属でイイや。


て言うか是非、貴金属でお願いします。」





『ふっはははははっ!


相変わらず、蝗の王(アバドーン)殿達は初心うぶじゃのう!


では、その気に為ったら何時でも言ってくれるが良い!


お主らなら、我等姉妹も異論は無いからのぅ!!』





………………ーよ!


こっちは、本気で嫌がってんだよ!!


寝言ほざいて無いで、空気読めっての!?






グビッグビッグビッ


プハ~ッ




「ん? 渡した酒、もう呑んでんの?」




『否、これは酒に非ず。


【ユニコーン】の乳よ。


彼奴きゃつらは、我等の様な”穢れ無き乙女”で無くば、触れる事すら適わぬ神聖な

幻獣(ゆえ)、我等【セイレーン】は”霊薬”と名高い、この乳を得る事が出来るのだ。』






「お、特産品有るじゃん。


少量でもイイから分けて貰えるなら、かなり融通利かすよ?」



「……って、酒くさっ!? 馬乳酒じゃーの! それ!?」





『酒では無いと言っておろうが。』




グビッグビッグビッ


プハ~ッ




『まぁ、少々発酵しておるかも知れぬがなぁ~っ。(ニタリ)』








……腐ってんじゃーの?












・・・・・・・・・・









・・・・・・









・・












そうして細かい打ち合わせをして、色々と話が着いた後、【セイレーン?(バケモン達)】は

帰って行った。


ただ、帰り際の挨拶まで




『ワシが【セイレーン族】族長! ”江田島平○”である!!!!!』




とか、有り得ねーだろ!ww


…他の言葉しゃべれ無いんじゃねーのか?





その後、恐る恐る帰って来た眷属達には、逃げた罰として、交代制で

【セイレーン?】の村に出向して、拉麺屋台の維持管理と運営、及び交易品の

出張所としての役割をするよう、命令しておいた。



<<<<< イヤアァァァァアアアァァァァァ!? >>>>>















そんなコンナで、何時もの様に【レギオン】達が騒いでいる頃、拉麺を出した後に避難していた【アリさん】達も、恐る恐る戻って来て、夕陽に照らされた岩山の上に立ち、【セイレーン?】が去って行った方角を見て、しみじみと思った。


『自分らの知ってるセイレーンと違う』 と。 











……もう永遠に 伝説の中に埋もれてくれ、セイレーン(笑)

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