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私の好きな人の話をします

作者: 幸多

前のものと続いています


私が好きな人はとっても残酷な人です

私の想いを知っておきながら女の人と楽しくおしゃべりをして、私の想いを知っておきながら別の人と楽しく笑いあい、私の想いを知っておきながら私より別の人を大切にし、そして私に甘い言葉を言うのです。

なんて残酷な人なのでしょうか

嫌いになれたらどれだけ楽でしょう。

いっそのこと彼が私のことを嫌いだと言ってくれたらどれだけ楽のしょう

彼が私なんて好きじゃないと言ってくださったらどれだけ楽なんでしょうか

お願いです私に好きと言わないでください

お願いです私のことを可愛いなど言わないでください

お願いです。これ以上優しくしないでください


なぜでしょうか。涙がとまらないのです

辛くて苦しくてどうしようもないのです

好きです。大好きです。愛してます。私はあなたしか見れないのです

この気持ちをどう表したらいいのでしょうか

あなたの声が聞きたいです。あなたと一緒に歩きたいです。あなたと一緒にいたいです。

もう、お願いですからこれ以上私が勘違いする前に私を嫌ってください

私の心を殺してください。この想いを消し去ってください

もうこれ以上あなたを想って涙を流したくないのです

あなたを好きになるんじゃなかったなんて思いたくはないのです

あなたと出会ってよかった、そう私は思いたいのです

ですから、お願いです。私を嫌ってください



あなたは残酷な人です。

辛いのです。あなたを想うことが

苦しいのです。あなたの声を聞くことが

涙がとまらないのです。あなたの吐く言葉が


私はどれだけあなたを想えばいいのですか?


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