転生しても貧弱でした
友達に書いてと言われて書いてみた。といっても、ちょいちょい補足して書いてるだけで、ほとんどTABキーでどんどんAI生成っていう…
「もやし、また骨折したの!?」
「ごめん、落ち葉を踏み抜いた……」
俺、獅子王凱。名前だけは最強クラスだが、前世の死因は「タンスの角に小指をぶつけて全身複雑骨折し、そのまま衰弱死」という悲劇的なまでの虚弱体質である。
親友は異世界に呼ばれ、勇壮な「王様」として華々しく転生したらしい。一方俺は、呆れ顔の女神から「次も貧弱ですね。でもまあ、死なない程度に重力だけは低い世界にしておきます」と哀れみの言葉と共に放り出された。
ここ『ローグラビティ・アース』は、俺のような究極の貧弱でも歩ける低重力世界だ。
しかし、俺のステータスは相変わらず底辺も底辺。モンスターからすら「命の気配が弱すぎて感知されない」有様である。隠密スキルが高いわけじゃない。単に、生きてるか死んでるか分からないレベルで弱すぎるだけだ。
「凱さま、痛いの痛いの、飛んでいけーっ!」
純白のローブを揺らすヒーラーの少女が、俺の足を優しく撫でる。
「怪我してばっかで世話の焼けるもやしだな。ほら、私の膝で休んでおけ」
剣士の少女が呆れつつも、嬉しそうに太ももを差し出してきた。
「凱くんの作った特製スープ、また食べたいな……」
魔法使いの少女が、俺の顔を覗き込みながら頬を染める。
そう、俺の唯一の特技は『料理』。しかも、食べると一時的に超強力なバフが掛かるチート仕様だ。ただし……作った本人の俺が食べると、確定で腹を壊して三日三晩トイレの住人になるという呪い付きだが。
「グオオオオオッ!!」
突如、森の奥から凶悪な『災厄級』のドラゴンが現れた。鼓膜を破る咆哮と共に、圧倒的な死のプレッシャーが場を支配する。
しかし、ドラゴンの視線は俺を完全にスルーし、三人の美少女たちだけへと向いていた。俺の存在感は空気以下なのだ。
「しまっ……! 防壁魔法、障壁全開――きゃあっ!?」
魔法使いが展開した七重の魔法盾が、ドラゴンの無造作な尻尾の一撃でガラスのように粉砕される。
「そんなっ、この重い一撃……防ぎきれ――がはっ!」
前衛で剣を構え盾となった剣士が、衝撃波だけで吹き飛ばされ、血を吐きながら大木に激突した。
「二人とも! 回復を――ひっ!?」
ヒーラーの癒やしの手が届くより早く、ドラゴンは口腔に灼熱のブレスを圧縮し始めた。
圧倒的な戦力差。炎が放たれれば三人とも消し炭だ。
絶体絶命のピンチ。俺の愛する美少女たちが死んでしまう!
どうする、俺!? 逃げるか? いや、助け――……
その時。
決死の覚悟で前に出ようとした俺は、足元の小石につまづいた。
「ぐふあッ!?」
小石につまづいた衝撃で空高く宙を舞い、そのまま地面に激突して(また)全身骨折の重傷を負う俺。
ピコンッ!
システム音が鳴り響き、美少女たちの体に凄まじいオーラが立ち上った。
俺のもう一つのチートスキル。それは『自身が犠牲を受けることで、パーティメンバーに全ステータス10倍の怒りバフを付与する』というふざけた能力だ。
「凱さまを……よくもぉおおおお!!」
「もやしに……何してくれてんだぁああ!」
「消えなさい、塵一つ残さず!!」
激怒した三人の圧倒的暴力により、凶悪なドラゴンは一瞬で光の粒子となって消滅した。
俺は何もしてない。ただ転んで死にかけただけだ。
「凱……無事でよかった……」
戦闘後、剣士の少女が泣きながら俺を抱きしめる。柔らかい感触と良い匂いに包まれ、幸せド真ん中――。
フッ。
不意に視界が歪み、気づけば俺は、見慣れた四畳半の自室(現実)にいた。
「へ……?」
脳内に女神の声が響く。
『気まぐれボーナスです。ステータス+1』
次の瞬間、再び視界が歪み、俺は涙目の少女たちの腕の中(異世界)へと戻っていた。
「もやし、顔色が良くなったな!」
「あ、ああ……(これで合計ステータス「2」だな)」
貧弱な俺の異世界いちゃこらライフは、今日も全身骨折と共に続いていく。
え??やだよ!!!連載とか!!!絶対しないから!!




