表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

頭痛の種

作者: 鯰川 由良

コンビニ弁当は、生ぬるくて、それでいて冷たくて、なんというか、ぼんやりとしている



眠気覚ましのインスタントコーヒーは、気持ちの悪い酸味と、粉っぽさが際立つ



エナジードリンクは、香料が脳みそを掻き乱して、得体の知れない液体が炭酸の抜けた身体を巡る



よく聞いていた音楽は、形骸化して、その色を失い



その好きだったなにかを聞きながら、電車の揺れに身を任せ、酷く重い瞼をゆっくりと閉じる



それら全てが、慢性的な頭痛を鈍く響かせる



頭痛って全てを台無しにしますよね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ