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俺と彼女は故意(恋)をする。

作者:音ノ葉奏
「私たち今日から共犯者ね……よろしくね白銀くん、いえ……悠くん」
「ああ、よろしく。黒崎……いや、美波」

 その日、白銀悠と黒崎美波は恋人となった。

 片や学年でも人気者の男子、片やクラスでも地味な眼鏡女子。そんな俺らがとある理由をきっかけにお互いに納得の上で恋人となる。

 そんな傍目から見たら格差カップルにも映る俺らにも色々な思いもあって。
 人気者ゆえの悩み、逆に人気者ではないはずの彼女の悩み。
 そんな俺らの故意に恋するエピソード。

 ――俺にとって初めてのキスは……甘く甘く、危ない恋の味がした。
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