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見料

作者: 尚文産商堂

占師として生活をするためには、いやそれ以外であっても欠かすことのできないもの。

それはお金だ。

貨幣経済となり、お金があることがすなわち富を意味するようになってから幾久しい。

もっとも、その前を私は知らないが。


占師は、国家公認の占い師のことをいう。

魔術を使い、それで相手の未来を占ってみせるのだ。

そのため、法的にどのようにするのかということや、してはいけないことなどが決まっている。

その最大のものが見料と呼ばれる占いの代金だ。


おおよそ占いの代金である見料は、手相ならいくら、顔相ならいくらということが政令で決められている。

日本のどこにいっても、ほぼ同一の値段で占うことが必要になるためだ。

価格統制を行うことで、一部の激安占い師のような激安戦争を抑えることができるとされる。

戦前から今まで、その価格は物価変動を除いた理由で変更されたことがない。

税金がほとんどかかっていない、定価制になっているためだ。

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