第5話 ガーダラ村
「ふぅ〜、やっと着いたあ」
俺ことサーガは、この世界に来て初めて訪れる村。その名はガーダラ村に着いた。
「まずは装備を整えて、ギルドみたいなのがあったらギルドに登録もしないと行けないな・・・・・・あ、登録費かかるよね。ギルドがあったらだけど」
ザワザワ━━━
「ん?なんか向こうでざわざわ騒いでるな。ちょっと覗いてみるか」
「おお!さすがは我が村自慢のアリスちゃんだな!なかなかいい仕事ぶりじゃないか!うんうん」
村人のうちの一人がそう言っていたので、アリスって名前だから金髪ですごい可愛い女子なのかな・・・・・・
「せいっ!はあ・・・・・・そろそろ休憩にしませんか?お父さん。かなり時間が経過してると思うんだけど・・・・・・」
「おうよ!自慢の娘!少し休憩するか」
あれが、アリス━━━
かなり可愛い。いや、かなりを超絶越していて、日本には絶対ありえないぐらいだ。髪の色はやはり金髪で、隣の身長180cmぐらいあるのがお父さんだろうか?周りにもいろんな村人が働いてるようだ。
「すみません。これは一体何をなされてるのです?」
近くにいた村人に尋ねる。
「おやおや、旅する冒険者様ですな。聞くということは、この村を訪ねるのが初めてみたいだな。
説明しよう!今やっているのは、この村だいだい伝わる伝統な祭りの準備をしているのだ!どうかな?見ていっては。今夜20時ぐらいに開催するつもりだよ!」
「教えていただき、感謝します。はい!行ってみますね。話変えてすみません。この村に冒険者を登録する施設はありませんか?」
「勿論あるさ!あそこに見えるギルドマークの旗を付けてる建物がギルドだよ」
村人は、あそこに指を指しながら丁寧に教えてくくれた。
「ありがとうございます!それでは、ギルドに登録してきますね!」
俺はそう言ってお辞儀をし、ギルドに向かった。
「・・・・・・」
私は、無言でギルドに向かって歩いていく一人の冒険者を見つめていた━━━
「私も、今日祭りを無事終わらせたあとは冒険者になるんだ。あの人も今日デビューみたいだから、あの人に着いて行くことにしよう」
私は独り言を呟き、仕事に戻る━━━