誰がために滲む世界
「右から四番目の世界が壊れてしまいそうなんだ。この世界を担当している天使は君だね?」
どこまでも真っ白な空間にたった一つ置かれた玉座に悠然と座る神。呼び出された天使は、臆することなく神を見つめ返し、只々、はい、とだけ答えた。
壊れ逝く世界の住人を「救う」ため、その住人を神と天使が皆殺しにする物語。
どこまでも真っ白な空間にたった一つ置かれた玉座に悠然と座る神。呼び出された天使は、臆することなく神を見つめ返し、只々、はい、とだけ答えた。
壊れ逝く世界の住人を「救う」ため、その住人を神と天使が皆殺しにする物語。