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贄ノ学ビ舎  作者: 宗谷 圭
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 あの後……火事に気付いて様子を見に来た者達に、奉理と静海は発見された。驚く者達に二人は事情を告げる。

 半信半疑ながら大人達は二人を保護し、鎮火後の庵を調べ。そして、あの山の主の遺骸を目の当たりにした。

 そこからは、大騒ぎだ。まず、遺骸はどこかの研究所へと運ばれた。調べれば、化け物の弱点など、多くの事がわかるだろう。調査結果によっては、今回奉理が手に入れ使用したような、化け物に対抗するための薬や武器を作る事ができるかもしれない。これまで手も足も出ずにやられっ放しだった事を考えると、これ以上無い大きな収穫だ。

 奉理と静海は、徹底的に検査と面談が行われた。結果、二人とも心身共に健康状態は良好であり、学業に戻っても問題は無いと診断された。

 この時、奉理は毒薬の事、地下の校舎の事、そして知襲の存在は、徹底的に誤魔化し、隠し通した。何故か、そうしなければいけないような気がしたのだ。

 テレビは史上初の生き延びた生贄と、生贄を守った介添人を取材しようと躍起になったが、それは学園と儀式の関係者達が必死になって庇い通した。

 ある意味、生贄にする事にケチがついた二人を、別の学校に移す……つまり、元の生贄にされない世界に戻すという話も出た。だが、今元の世界に戻したところで、マスコミの餌食になるだけだろうと上層部は判断し、結局二人は、再び鎮開学園で学び続ける事となる。

 そして、生贄の儀から二週間が経過し。奉理と静海は、数週間ぶりに自分達のクラスへと足を踏み入れた。

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