登場人物紹介 幕末編
◇宮月兄妹
宮月 俊哉(通称 俊)
この物語の主人公。現代から幕末にタイムスリップした吸血鬼。妹をこよなく可愛がる。普段は面倒くさがり。武術を習うのが趣味。本人は否定するが言語オタク。妙な知識ばかり持っている。
宮月 彩乃
俊哉の妹。18歳。兄と一緒にタイムスリップした吸血鬼。おっとりしているが、剣道を習っていたので剣術は得意。料理はダメだが裁縫は好き。
リリア
俊哉の妹。ちょっとばかりハネっかえりで、思ったことははっきり言う。俊哉に「バカ」と思いっきり言えるのは彼女ぐらい…たぶん。
◇新撰組の人々
近藤 勇(通称 かっちゃん)
新撰組局長。野生の勘の持ち主。えくぼが可愛いお茶目さん。あまり細かいことは気にしない。
土方 歳三(通称 トシ)
新撰組副長。組のあちこちに目を走らせていて、細かいことによく気がつく。美男子で本当はモテるが、この物語ではそういうシーンがない。
山南 敬助
新撰組参謀。文武両道、理論派の人。尊皇攘夷については熱く語ってくれる。
沖田 総司
新撰組幹部の一人。最初は土方に言われて、そのうち自発的に、俊哉と彩乃の世話をしている。なぜか色々報われない人。
斉藤 一
新撰組幹部の一人。無口。感情を表すのが不得意。抜刀術の達人。
原田 左之助(通称 左之)
新撰組幹部の一人。喋ることが下に走り勝ち。女性への流し目が得意。
永倉 新八(通称 がむ新くん)
新撰組幹部の一人。江戸っこで、ちょっとべらんめいが入る。自分で後先考えずに動く癖がある。
藤堂 平助
新撰組幹部の一人。ちょっと昔のアイドル風。はっきり、きっぱり兄貴タイプ。でも幹部連では若さで一二を争う。
安藤 早太郎
新撰組幹部の一人。弓矢の名人。体育会系の子犬っぽい感じ。わりと単純。京都に関して物知り。
島田 魁
新撰組幹部の一人。巨体で無口。部類の甘いもの好き。一人で甘味屋で食べてるのも平気。
井上 源三郎(通称 源さん)
新撰組幹部の一人。無口だけれど世話好き。幹部連の隠れたお母さん的存在。
山崎 烝
新撰組幹部の一人。無口に仕事をこなすタイプ。
馬詰 新太郎(父)・柳太郎(息子) 親子
なぜか新撰組に入隊した気の弱い親子。息子の柳太郎さんはハンサム。
山野 八十八
名前は「やそはち」と読む。はちじゅうはちではない。船酔いしやすい。
◇泉屋(両替商)
善右衛門
芹沢鴨に襲われてるところを俊哉が助けた相手。情報を色々と教えてくれて、金銭的バックアップもしてくれるが、余計なこともしてくれる。
小夜
善右衛門の妻の連れ子。しゃなりとした美人。
◇その他
松里殿
街で知り合った人物。会うたびに俊哉とお酒を飲んでは、将来を熱く語る人。