痛み
掲載日:2026/09/28
空虚な毎日が己を苦しめ続ける。
日々があまりにも怠惰過ぎて己を見失っているのが分かる。
自分探しは既に終わった。
理想の自分なんて存在しないのが手に取るように理解できたからだ。
私の両手には希望を掴めない宿命というものを携えている。
私の知人は益々、人生に希望を抱き続けて
さらなる飛躍を脳裏に描いているそうであるが
その万分の一でも授けてもらえるのなら
いくらか冴えない人生も輝いてくるものなのだろうか。
「佐藤はあまりにも無気力過ぎるんだよ。そんなのだから人が寄りつかないんだって。」
ありきたりの言葉はたくさん浴びてきて今後も浴びるのだろう。
人の視線が痛い。
そして心の底で聞こえてくる自責の念も痛い。




