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6-1 エルフの森
「これから王都に戻られるのですか?」
リカルドに問われ、「いいえ」と答える。
「次ぎはエルフの森に向かおうと思います」
「エルフの森ですか?」
リカルドが本心から驚いているのが分かる、
エルフは人と交わらず、森の奥深くで暮らしている。
あまり歓迎されない可能性もあるのだ。
しかし、私にはエリーゼから得た知恵がある。
「その為に手紙をお願いしたいのです」
”盗賊の秘宝”の中で手に入るアイテムの1つ、
『精霊の鱗粉』これを贈る事で、
エルフが迎えてくれるようになる。
「分かりました、魔法の手紙ですぐに届けましょう」
小さな鳥の形をした手紙の上級版で、
荷物も届けられる鷲のような手紙もある。
それを使ってくれると言う事だ。
領主からの身分証明の手紙もつけてもらえて、
エルフからの手紙を待つ。
返事は3日ぐらいで来た。
「あら、迎えに来てくれるのね」
エリーゼの攻略情報通りに進みにんやりする。
「エルフが迎えですか・・・」
リカルドは驚いているようだった。
人を歓迎しないエルフが迎えまでするのだ、
驚いても仕方ない所だろう。




