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しかし、鍵でもマスターキーが存在するように、

この世界でも、全てのパスワードが解放される、

マスターパスワードが存在する。


これは、攻略サイトにも書かれておらず、

エリーゼが前世攻略サイトの制作人と仲良くなって、

秘密裏に入手した情報だ。



正直恥ずかしい、しかし、ここまで来て、

もう後には引けない。


領主様の奥様も救わなくては!


誰も聞いてない!私は覚悟して叫ぶ!!!!



「月にかわって、おしおきよ!」



そう、エリーゼが秘密裏に入手した情報と言うのは、

製作者の1人がガチのセー〇ームーンファンで、

マスターパスワードをこの決め台詞にしたと言う事だ。


すると、席の一部が音を立てて横にずれ、

地下に向かう階段が現れた。


とうとう財宝とのお目見えね。


ゆっくりと警戒しながら、地下の階段を下りていく。

すると、プールぐらいの空間が現れた。


目の前には文字通りの金銀財宝。


硬貨、宝石、アクセサリーをメインに、

剣や絵画まで、財宝と呼ばれる物が部屋を埋め尽くすように溢れていた。


あまりのスケールにポカンとするも、ぼーとしてる場合ではない、

すぐさま財宝を全て収納ブレスレットに収めていく。


全て収め終わった時確認すると、

5000個入る収納ブレスレットの容量が、

4979個となっていて、本当にぎりぎりだった。

何とか全部入った事にほっとする。


もうここに用はない、すぐに帰らないと。


どこか不安で、どきどきする胸を押さえ、

階段を急いで登る。

階段を登り切った時、どうゆう仕組みか、

椅子が動き、地下への階段を封鎖してしまった。


なんとか財宝は手に入れたけど、まだ帰り道がある。


気を引き締めながら、領主の屋敷に急いで戻った。

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