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歌い謳われ魔王様!  作者: 熠椛メルト
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あっはい弟です

ごめんなさい...また遅刻です...

「先ずコウモリ化した吸血鬼って何?即死判定はまぁ分かるよ?首落としたり窒息させたり...圧殺は初めて聞いたけど字面から想像出来る。て言うか何処で見つけたのそんなの。」


「えっとですねぇ...ちょっと処女の生き血を再現する施設に侵入して...」


「待ってください?!なんですかそのしょっ処女の生き血を再現する施設ってせきさんそんな施設に行ったんですか?!何もされてませんよねぇ?!」


 ミカさん?!もう完全に日本語喋るようになったね?!...さてどう説明したものか。正直クラデウスもとい不法者の住処ってどう処理するのが正解なんだろうか...


「いやいや吸血鬼に殺されそうになったりモルモットにされそうになったり血を吸われただけだから。」


「血を吸われた?!何処ですか?!消毒はしましたか?!吸血鬼は潰しましたか?!」


「ミカさん?吸血鬼は蚊じゃないんですよ?」


 ほら...後ろで愛しのゴハンさん引いてるよ?大丈夫?私泥棒猫扱いされない?


「蚊みたいなものじゃないですか?そんなこの血液型の血は美味いみたいな感覚で...待ってください?!処女の生き血って普通に流れてるものですよね?!もしかして...」


「はぁーい女の子がそんな処女処女言わないの。」


 だんだんとヒートアップしていくミカさんにゴハンさんが声をかける。すると林檎の様にみるみる顔を赤くしていくミカさん。私は何を見去られているんだろうか。見つめ合う二人は完全にトリップしてしまった。


「そういえばゴハンさん。おすすめの防具ってありますか?私未だに旅人装備で...」


「え?そうだったの?てっきりまたえげつない装備携えて来たのかと...」


 ゴハンさん...私をなんだと思ってるんだろう...


 (まぁ軽くバケモンとは思ってるだろうな。)


 急に話しかけてくるなよ。


「今回はスキルの使い方を知りたくて訪ねたんです。」


 (そんな事より俺はこのゴハンって奴に既視感を感じてたんだが...やっと正体が分かったぜ。)


 え?本当に?全っ然気づかなかったんだけど...


「え?せきちゃんの指輪ってスキル付いてなかった?」


 (こいつは緋梁の送迎担当ドライバーだ...!)


 いや分かるか!まじかよあの人がゴハンさんかよ!言われて初めてあぁ確かにとはなったけど...いっつもスーツだから分からなかった...


「あれ両方パッシブスキルなんで...アクティブスキルは砂起こし,風起こしだけです。一応スキルリンクで砂飛ばしが使えます。」


「いやいやいや?!スキルリンクって通常二人以上じゃないと使えない技法のはずだけど?!いいの教えちゃって?!こんなゴハン・アブラハム・バーガー・キャベツって変な名前した奴に?!」


「大丈夫ですよ?だっていつも兄がお世話になってますし...」


「「は?」」


 あっ,また夫婦漫才が始まるなこれ...


「ちょっとゴハンどういう事よ!何?!せきさんの兄がお世話になってるって?!一体何したの?!」


「しっ,知らない!本当に知らないんだ!せきちゃんの勘違いだって...!」


「...あんたは嘘ついた時左手の親指を包むように手を握る。つまりせきさんの勘違いってのは嘘!正直に白状しなさい!」


「しっ仕事!仕事関連の事だからミカには言えない!」


「ほぉう...嫁にも言えない事があるってぇ...?!」


「誰が誰の嫁だよ!俺には初炉(そる)様って言う永遠の推しが...」


「推しの好きと恋愛の好きは違うって言ったのはあんたでしょ?!て言うか仕事関連ならもう一つしかないじゃない!あんたの周りで盲目の妹が居るのってファミコンの緋梁様しか居ないじゃない!せきさんは緋梁様の弟って事でしょ...?!ん?弟ぉおおお?!」


「あっ,はい。九 緋梁の弟です。」

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