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歌い謳われ魔王様!  作者: 熠椛メルト
18/66

心理戦(?)

「やばいやばいやばいやばい!」


 興味本位で蝙蝠の汁飛ばしたけど不味ったなぁ!吸血鬼が激怒して攻撃が単調になったのはいいけど威力がやばい。AGI勝ってなかったら今頃ミンチだ...


『下等生物の分際でこの私をコケにしおって!貴様はこの私の実験動物として永遠に使ってやる!』


 ひぃぃ!絶対あれロスト判定だよぉ!何らかの影響で行動不能又は体の消失って実験動物も当てはまるよねぇ!


 『キーー!』


 は?蝙蝠が1,2,3,4...って多すぎ!あの中にも吸血鬼が居るかもって詰んでね?


「『風!我を覆いて断絶せよ!』」


 とりあえず風の膜をはって血霧の警戒と蝙蝠の群れへ突っ込め!


『キキー?!』


 お前は蝙蝠,お前も,お前も...お前は違う!


「潰れろ!」


『があああ!』


 ―即死!吸血鬼|(蝙蝠化)(Lv218)を潰しました。経験値195,600獲得。Lv,up!Lvが100になりました。―


 わおピッタリ,経験値うっまぁ...全部AGIに振って,これで逃げ切れる!次いでに吸血鬼も殺すか!


「あれ...?」


 さっきまでいた筈の激おこ吸血鬼や蝙蝠の群れが居ない...


「まさか...!」


 そうだ!僕はさっき突然別の階層に飛ばされたんだ。今回もその可能性が高い,警戒...を...


『全く...何を遊んでおるのじゃ?最初からこうして身動きの取れんようにすれば良かろうに。』


 意...識が...遠のく...毒か...?


『なかなか良い見た目をしておるな。どれ妾のコレクションに加えてやろう...』


 まっずいな...ていこうすることもできない...


『少し痛いかもしれないが我慢しろよ?そしたらお前は妾の物になれる。』


 まさか...吸血鬼にされるのか?


『ぐあ!貴様...!サリヴァンの物か!サリヴァンめ,こんないい娘を自分の物にしよってからに!』


 何故か知らないがとりあえず危機は去ったのか...そしてだんだんと意識が戻ってきたな。


 (聖属性で毒を浄化しました。)


 助かる!さてと...反撃といこうか。


『ふん,毒を浄化したか。そうじゃ...久しぶりに横取り(・・・)でもするかの。』


「横取り?」


『サリヴァンよ...どうせ見ておるのじゃろう?この娘は妾が貰うぞ!〔吸血神鬼ラドニアが告ぐ,黒のサリヴァンに横取りを申し込む!〕』


 ―吸血神鬼ラドニアの宣戦を感知,黒のサリヴァンが合意。横取りを開始します...―


『ニア...俺のセキに手を出そうとはお前も偉くなったな?』


『ふん,セキというのか。サリヴァンこそこんないい娘を我が物としおって更に【旅人】ときおったからには流石の妾も欲しくなると言うもの!勝負の内容は其方が決めろ。』


『ああ。勝負の内容は...セキとのじゃんけんで勝てばくれてやる!』


「はあ?!」


 こいつらの話を聞いてても何一つ納得できないんですけど?!


「なんで僕の今後をじゃんけんで決めなきゃいけないんだ!」


『セキなら勝てるだろう?』


『サリヴァンよ...妾がじゃんけん強いことを知っておるくせに勝負を仕掛けてくるなど...くくっ,セキとの仲が良好ではないのか?』


「初手毒で自分の物にしようとした貴方も大概でしょ。」


 この世界の神は何でもかんでも自分の物になるって思ってんのかな。


『仕方ないじゃろ!この世界は早い者勝ちなんじゃ!』


 全然仕方なくないよ...


「じゃんけんで勝てばいいんでしょ?」


『そう,そしたらセキちゃんは俺と一緒に居れる。』


 急に負けたくなってきたな。


『負けたら負けたでニアが何するか分からないよ?ニアは女の子が好きなのに理想が高すぎて今まで食指が動かなかったのにセキちゃんの事気に入ったみたいだから数千年分のあんな事やこんな事されるよ?』


「そんな事されたら死ぬ!」


『だろ?なら勝てばいいんだ。』


 こいつの口車に乗せられた感が半端ないがあの吸血鬼の元に行くと未来が無い。ヴァンは嘘をついて...あれ?


「ヴァンってヴァラトームって名前じゃなかった?」


 皆こいつの事をサリヴァンって呼んでる...


『そうだね...名前が複数あるって感じかな?人によって呼び方が違うってよくあるだろ?』


 そんなもんなのかな...?


『いつまで話し込んでるつもりじゃ!じゃんけんに準備なんて要らんじゃろ!』


「ちょっと未来を見てました。」


『妾との素敵な未来が見えたか?』


 あっ,この人本気で言ってる...


「僕...じゃんけんって心理戦だと思ってるんですよ。グー出しますね。」


『なら妾はパーを出そう。』


 本当。


「『じゃんけん...』」


「チョキ」


『パー!』


 勝った。


『ぬっ,ぬしよ!グーを出すのではなかったのか!』


「言ったじゃないですか心理戦だと,勝てばいいんですよ。」


 ―黒のサリヴァンが戦いに勝利しました。吸血神鬼ラドニアのコレクションを一つ横取りしてください。―


 そりゃそうか,こっちに利がないなら勝負を受ける筋合いは無いし。


『ニ〜ア?』


 う〜わ顔良すぎ,生粋のドSみたいな顔しやがって。


『な,なんじゃその顔は気持ち悪い!どうせ欲しいのはあれじゃろ?!持ってけ!』


 あれは...ルービックキューブ?

えぇ...ストックが切れました。本当はもっとあったんですけど詰んじゃったのでタイムリープです。その間別作品を投稿しようと考えています。タイトルは「こんなキャラ居たっけ?!〜名前すら登場しない悪役令嬢の幼馴染になりました(女装付き)〜」です。タイトルで内容がある程度わかる方が読んでもらえるのかなと...興味があれば是非。

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