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歌い謳われ魔王様!  作者: 熠椛メルト
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初めての戦闘

 その後火元素の知覚を試みたが火が無い場所では難しくおこす手段も無いので一旦諦めた,水元素についても空気中の水分だけではいまいち想像出来ず断念。最後に残った土元素の知覚を試みていた。


「身近に感じようと寝転んでみたが風を強く感じるだけだな。」


 やはり自身の元素ともあって知覚しやすかったのだろう。身近にある土の要素って何だ?重力とかか?


「ぅぐっ!」


 そう思った瞬間自身の体が重くなる。こんな簡単に重力操作が出来るなら慣れておかねばいざ敵に使われた時対処出来ない...


 -元素魔法-土を習得しました-


 取り敢えず元素魔法を二つ習得したので残り二つは機会があればだ,先ずは風元素の魔法を試してみるか。


「おそらくだが想像力が大切なのだろう。」


 風が周りを渦巻いたのも,重力が強くなったのも想像しやすかったからだと予測する。なので先ずは向かい風だ,自分の中で風を一番感じるのが向かい風だった。


 -元素魔法【風起こし】を発動-

 

 ビュオオオオ!


僕の長い髪を思いっきり後ろへ運ぶそれは想像していた向かい風とは違い,まるでオープンカーに乗っているような強い風だった。


「土元素魔法で砂とか小石作ってこれで飛ばすか。」


 (発想が鬼畜過ぎる。)


 そんな事はない,目潰しはずっと昔からある効果的な戦術だ。


「悪魔,すまないがさっき同じ魔法を向き逆で放ってくれ。」


 魔法において想像が大事な事は分かったが,人格が三人いる自分にとって主人格以外の想像が作用するかは重要である。


 -元素魔法【風起こし】を発動-

 

 ビュオオオオ!


さっきと全く同じではないが逆方向に吹き始めた。


 (おっ,俺でも出来たぞ?おい...その笑顔はやめろって言っただろ...周りが誤解するんだから...)


 どうやら主人格どうこうは関係ないらしい,悪魔が出来るなら天使も出来るだろう。同時に三つの魔法が使えるならだいぶ有利に立ち回れる。あと,人の笑った顔がなんなのだ。


 (凄く綺麗ですよ。)


 天使もこう言っているのだ。この体の笑顔は見た事ないが大体は想像出来る,そこまでおかしくは無いはずだ。


 (あぁ,もうどうにでもなれ...)


 何か言っているが放っておこう,よくあることだ。次は土元素魔法だな,取り敢えず砂を...


 -元素魔法【砂起こし】を発動-

 

 ザリッ...


あっさりと成功した,取り敢えず飛ばそう。


 -元素魔法【風起こし】を発動-

 

 バチバチバチッ!


思ったより威力が出た...目潰しって言うよりミニガンの様だな...


 -ダークウルフ(Lv?)に13ダメージを与えました。-

 

『グァァアルゥゥゥ!』


「ぅおおう,狼か。こいよ,捩じ伏せてやる!」


『ガウ!』


 暫定狼がこちらに向かってくる,先程と同じ様に砂を飛ばす。今度は悪魔と一緒に魔法を使う事で一瞬にして砂が狼を襲う。


 -スキルリンク!元素魔法【砂飛ばし】を発動,ダークウルフ(Lv?)に31ダメージを与えました。-

 

『ギャンッ』


一直線に向かってきた狼にほぼ全ての砂が打ち付ける。同時に発動したからかスキルリンクが発動した。プレイヤー一人でスキルリンク発動した例は自分が知る限り無いので突き詰めれば更に強くなれるな。


『グアアア!』


「ぅおっと!」


 はっやいな!【ヒットエンドラン】が終わるとAGI抜かれてしまう...


 (せき!属性単体で殴る事は出来ないのか?!)


「キャンバスの次は絵の具か!闇には聖属性だよな!」


 右手に聖属性を纏うよう想像する...目の前の闇を浄化するイメージで...


『ギュアウ?!』


「怖いか!お前が僕の最初の獲物だ!」


 (宝箱は何だったんだ...)


 解体だあんなもん!AGIは自分が勝っているが,攻撃を受けてはならない!


『ギャアアルウウ!』


 くっ,右手の聖属性を警戒してさっきみたいに突進してこなくなった。なら,何もしてない様に【偽装】しよう。


『グラアアア!』


 聖属性を維持出来なくなったと勘違いして突っ込んできたようだが...


「遅い!...そしてくらえ!」


 -特攻!ダークウルフ(Lv?)に1,584ダメージを与えました。-


『グアアア!』


 効いてる!ダメージ計算がどうなっているかは知らないがおそらくは,STR×AGI×耐性×抵抗みたいなものだと認識している!STR×AGIなら僕の最大火力は1,020。STR1,020とAGI1と火力は変わらないが当たらなければ0も同然!その間に最大火力で叩き潰す!


「おらおらあああっ!」


 -特攻!ダークウルフ(Lv?)に平均1,518ダメージを12回与えました。-


 ダメージにばらつきがあるのは部位ごとの肉質とダメージを与える時の速度だろう。


 -ダークウルフ(Lv?)が【シャドウボール】を発動。-


 まっず!


 (《風よ,我が身を守れ!【プロテクト】》!)


 -詠唱【プロテクト】が【シャドウボール】を相殺!ダメージを受けませんでした。-


「ナイスだ天使!助かった!」


 あっぶねぇ!まさか魔法を使ってくるとは!しかし,よく詠唱なんて知ってたな?


 (いえ,アドリブですよ?おそらく詠唱はイメージの簡略化を計るものです。)


 なるほどぉ?

戦闘描写って難しいですね...

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