私のエッセイ~第八十九弾:「ジョーク・カフェ」♪♪~本日のメニュー:(2022.9.22付)
皆さん、こんばんは!いかがお過ごしでしょうか・・・?
今宵は、ひさびさの「ジョーク・カフェ」の夜間営業です♪
今回は、ブラック・ジョークの中でも、なかなかお目にかかれない、「病的ジョーク」を、3作品、お届けします。
以前、「最悪のブラック・ジョーク」というものを紹介させていただきましたが・・・それよりかは、ちょいと「毒素」のほどは、薄いのかなぁ・・・なんて思う、さふぁいあのなみだたんなのら。
ああっ! せっかく途中まで、マジメキャラで書いてたのにぃ・・・結局、あたい、「オネェキャラ」が一番似合うんだわさ(笑)。
じゃあ、さっそく行くわね❤️
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【アイヒマンの遺言】
ゲシュタポ(= ナチスドイツの国家警察)のユダヤ人担当者で、ガス室など、ユダヤ人皆殺しに腕を揮ったアドルフ・アイヒマンが、イスラエルの法廷で、絞首刑を宣告された。
裁判長は、ユダヤの律法により、死刑囚はひとつだけ希望を述べることができる、とアイヒマンに説明した。
アイヒマンは少考の後、「ユダヤ教」に改宗したいという希望を述べた。
これはつまり、ユダヤ人になりたいということと同じ意味である。
裁判長は、その理由を説明することをアイヒマンに求めた。
アイヒマンは、答えた。
「そうなれば、またひとり、ユダヤ人が死ぬことになるからです。」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【あんたのものだ】
すばしこそうな都会の若者が、道路端に車を停め、種子まきしている農夫を眺めていた。
「しっかりやんな、おっさん。」
都会男が、農夫に呼びかけた。
「お前さんがタネをまき、おれができたものを頂くことになるってわけだからな。」
すると農夫は、破顔一笑して言った。
「・・・きっと、そうなることだろうよ。俺がいままいているのは、絞首台のロープになる麻だからな。」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【錆びたナイフ】
旅のセールスマンが、通りがかりの百姓屋へ行ってみると、『官能のかたまり』のような女房が、ひとりで留守番をしていた。
亭主は市に出かけたが、牝牛の世話をするため、女房は残ったという。
ものの一時間もしないうちに、セールスマンと女房は、生まれたままの姿でベッドの中にいた。
二人は心ゆくまで、男女の快楽の限りをつくしたのである。
二人が眠っているところに、百姓男が戻ってきた。
激怒した百姓は、セールスマンを一発でのしてしまった。
・・・セールスマンが息を吹き返すと、そこは納屋の中だった。
見ると、自分の宝筒が、巨大な万力に、しっかりとはさんであるではないか!
そして、大男の百姓が、かたわらでナイフをゴシゴシ研いでいる。
セールスマンは悲鳴をあげて、万力のハンドルを回そうとした。
それは途中からポキッと折れていて、いくら力を入れても、万力はビクともしない。
「きみ、そのナイフで、僕の宝筒を切っちまうのかい・・・?」と、セールスマンは泣き声で言った。
「いんや、おらでねえだよ。」と、百姓は言った。
「切るのは、おめえだ。おらはこれから外に出て、納屋に火をつけるだから。」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・いかがだったかしら?
やあだ、おっかねえの!!
特に、3作目のが、ヤバイわよね・・・。
こうゆー、異常なレベルの「ブラック・ジョーク」って、ほんっとに、数が少ないのよ。
楽しんでいただけたかしらね。
また書くわね❤️