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もう未来なんて売らない  作者: バーニー
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その⑤

「なんだ? 僕を馬鹿にしに来たのか? 『こんな素晴らしい未来を買い叩かれてご苦労様』って、言いに来たのか?」


 どうして僕の居場所がわかったのか。どうせ、あの未来売買人の女が一枚噛んでいるに決まっている。ったく、お客様の個人情報の管理体制はどうなっているんだよ。


「どこの誰だか知らないけど…、どんだけ悪趣味なんだよ。僕がこうやって陰気臭い生活送っているんだ。未来のことについて触れられたくないのは、わかり切ったことだろうが…」


 僕の悪態とも、自虐ともとれる言葉を無視して、女は言った。


「私に、協力してほしいことがあるの」



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