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ルートレーグが、テーブル上のホログラム端末を操作した。
1人の男の立体映像が浮かび上がる。
短髪で彫りが深く、目つきが鋭い。
右頬に小さなドクロのイレズミをしている。
「『死神団』なる傭兵団の団長ランス、こいつを殺してもらいたい」
ルートレーグが目を閉じた。
自らの怒りを抑えようとしているようだった。
「報酬は相場の倍を出そう。ただし、条件がひとつ」
ルートレーグがテーブルの上に、手のひらに収まる大きさの機器を置いた。
「『死神団』のメンバーは仲間の生存確認のために、生体認証の出来るイレズミを身体のどこかに彫っている。この専用のリーダーで読み込めば、その人物が生きているか死んでいるか、一目瞭然になる仕組みだ。ランスを殺した後に、奴のイレズミをスキャンし、完全に死んだことを証明して欲しい。騙しや誤魔化しは一切なしだ。私は確実にランスが死んだという事実が見たい」
チャツネがリーダーを手に取った。