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 モッキュが答える。


「お前たちの居場所が分かっても、ここは一応は企業の合法工場だ。攻撃してから『何もありませんでした』じゃ済まない。それで、じいさんの存在を使わせてもらった。伝説のガツビィ・ブロウウィンを逮捕する名目があれば、大規模な部隊を編成できる。クレルラモア警察も、ようやく重い腰を上げた。まあ、奴らが警察署を襲撃したから、警察上層部が、かなり頭にきてたのもあるけどな。ただ、AMまで隠してたのは予想外だった」


 そう言いながらジローは、大口径ハンドガンを構えた。


 攻撃部隊と戦闘中のランスのAMに狙いをつける。


 撃った。


 AMの前面に集中したシールドが、弾を跳ね返す。


 ランスのAMのオートガンが、こちらを向く。


 ジローは慌てて、作業台に身を隠した。


 大型オートガンの弾丸が、チャツネたちの頭上を通り過ぎる。


「このままじゃマズいな。とんでもない犠牲者が出る」


 ジローが言った。


「あ!」


 モッキュが何かに気づいた。


 床に散乱した武器の中から、誘導型の2連装ミサイルランチャーを引きずってくる。


「ジロー。これなら、やっつけられるんじゃない?」


 モッキュが言った。


「いや、集中させてるシールドには、おそらく効かない。背中にあるシールド発生装置を破壊できれば…」


 ジローが首を横に振る。

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