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チャツネはガックリと、うなだれた。
工場の中心部分にある開けたスペースに、ランスが待っていた。
宇宙港の倉庫でランスの取引相手だった『バイパー』の男も居る。
2人の周りには、4人の護衛がついていた。
「だから、最初からここで取引していれば良かったんだ!」
ランスが『バイパー』の男に、食ってかかった。
「そんな簡単には使えん。ここが摘発されれば、目も当てられんのだぞ!」
男が怒鳴り返す。
「グスターヴ軍に、ここが分かるものか!」とランス。
「お前が鍵をなくすミスをしなければ『惑星爆弾』は今頃、宇宙港から移送できていた! お前は取引の最低条件さえ、満たせていないことを忘れるなよ!」
ランスと男が、にらみ合う。
そこにチャツネとガツビィが到着した。
「ようやく、鍵の配達か」
『バイパー』の男が皮肉った。
「こいつだ! このクソ女が俺の邪魔さえしなけりゃ!」
ランスがチャツネの胸ぐらを掴む。




