37/68
37
着地したマーシュは、すぐさま左手を横に払った。
チャツネが、しゃがんで、それをかわす。
「SPE」のキャップの上部がマーシュの手刀、いや、手刃によって切断された。
「ちょっと、危ないでしょ! あんた、あたしを捕まえるように言われてんじゃないの!?」
チャツネの声に、マーシュはハッとなった。
「おっと。危ねぇ、危ねぇ。いつものクセで首を斬っちまうとこだった」
マーシュが舌なめずりした。
両手をチャツネに向けて構える。
「動けない程度に手足を斬ってやるよ」
マーシュが距離を詰めた。
両手を同時に突きだす。
チャツネは地に伏せて、その攻撃をかわした。
チャツネの右手には、レーザーガンが握られている。
「撃たせねーぞ!!」
マーシュが吼えた。
地に伏せたチャツネに、マーシュの左手が突き込まれる。
チャツネは横に転がり、それを避けた。
チャツネが、ひざ立ちで身体を起こす。
マーシュに背を向けて。
「はあ!?」
マーシュは一瞬、混乱した。




