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アイスを片づけたレーザーの攻撃は、いったい何なのか?
チャツネのレーザーガンの射撃は、完全に見当違いの方向へと行われたはずだが?
「凍らされたとこが戻るまで待たないと」
チャツネが、ため息をついた。
ずっと、ボーッとしていたガツビィが、急にチャツネを見た。
「チャツネ! 涼しそうじゃな!!」
ガツビィが、かわいい笑顔で「うんうん」と頷く。
「じいちゃん…。じいちゃんも凍らせてやろうか!!」
チャツネが左手を猛獣の爪のようにして見せた。
「がおっ」
ブロウウィン家は殺し屋として、あらゆる星々を飛び回ってきた。
各地での情報収集や「殺し」の準備を整えるため、彼らは複数のアジトを用意した。
クレルラモンのように付近の星々の要衝となる星には、アジトの数はひとつやふたつではない。
クレルラモンの大都市クレルラモアのダウンタウンにある、常に「臨時休業」なジューススタンドの地下室。
それこそは、ブロウウィン家のアジトのひとつだった。




