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「もちろん、居たよ。何人も凍らせて動けなくしてから殺した。特に女子供はギャーギャー泣くから、面白かったよ」


「そか。じゃあ、あんたの、この先のコースは決まったね」


 チャツネが言った。


「地獄に堕ちな」


 やはり「ドレッシングを取って」の口調。


 チャツネがレーザーガンを撃った。


 アイスの顔から、かなり外れた位置をレーザーが走る。


 強気な態度を見せても、結局は怖がっていたのだ。


 だから、こんなに狙いを外した。


 アイスは、そう思った。


 この女、もう少し、楽しめる。


 頭以外を凍らせてから、殺してしまおう。


 鍵をどこかに隠していたら、面倒なことにはなる。


 だが、そんなのかまやしない。


 ランスは怒るだろうが、自分の楽しみを優先するのだ。


 アイスの右手のグローブから、冷凍ビームが発射される寸前。


 アイスの頭頂部からアゴを、一条のレーザーが突き抜けた。


 アイスの人生は終わった。


「悪党排除終了」


 チャツネが言った。

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