表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/68

27

 追っ手の2台の片方が、あっという間に、チャツネたちのエアカーの横に追いついた。


『バイパー』車の助手席の男が銃を構える。


「じいちゃん、頭を下げて!!」


 チャツネが叫ぶ。


「チャツネ、めしは?」


「いいから、首を引っ込めて!」


 敵のサブマシンガンの銃撃が、チャツネたちの車の窓ガラスを粉々に砕け散らせた。


 姿勢を低くしていたチャツネが、クレルラモア警察仕様のハンドガンで反撃する。


 敵エアカーの助手席の男は、数発の弾丸を受け、動かなくなった。


「イエーイ!!」


 喜ぶチャツネ。


 仲間を失った『バイパー』の運転者は、今度はエアカーをチャツネたちの車体に、ぶつけてきた。


 激しい衝撃に車体が、きしむ。


 チャツネは運転者を倒そうとハンドガンを撃つが、何度も車体をぶつけられる振動で、狙いが定まらない。


 自らのエアカーも運転しなければならないのだから、それも当然だった。


 2台のエアカーは猛スピードのまま、急カーブに突入した。


「わわっ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ