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警官の顔が青ざめる。
「何だ!?」
警官が怒鳴った。
チャツネは慌てて、署外のポッドと繋がった。
警察署をカメラで映し出す。
署の入口部分に、大型のエアトラックが頭を突っ込んでいた。
さっきの轟音の正体は、これだった。
トラックが突入したフロアと、この留置場はドア1枚で隔てられているのみ。
(事故?)
トラックの荷台が左右に開き、中から十数人の男たちが、飛び出した。
男たちは武装していて、すぐさま銃を乱射し始める。
数人の警官が、反撃する間もなく倒された。
警察署の前に、さらに3台のトラックが停車し、突入したトラックと同じように武装した男たちが降りてくる。
警察署入口のフロアは、瞬く間に謎の武装集団に制圧された。
(これはヤバい!)
チャツネは焦った。
ここに居ると、そのまま武装集団に殺されかねない。
全てのポッドを署内に侵入させ、自分のところに呼び戻す。
こちら側の警官が、フロアへのドアを開けた。




