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 モッキュがガツビィをスキャンした。


「ガツビィ・ブロウウィンさん…ええ!? 3000万クレジット!? す、すごいよ、ジロー!!」


「このじいさん、めちゃくちゃ高額賞金首だっのか!?」


 ジローが一瞬驚き、次にニヤついた。


「新しい宇宙船が買えるかも」


「ホントだ! やったね、ジロー!!」


 モッキュが飛び上がって喜ぶ。


 そこに、奥へと逃げたランスたちを追っていったグスターヴ軍の兵士、数名が戻ってきた。


「ジローさん」


 先頭の軍人が、ジローに声をかける。


「少尉、どうした?」


 ジローが答える。


「逃げられました。『惑星爆弾』の回収もできず…完全な失敗です」


「何だって!?」


 ニヤついていたジローの表情が、一気に曇った。


「奴らは予備の人員と逃走車両まで用意していました。我々の部隊は側面を突かれ…反撃に手間取っているうちに…」


 少尉が肩を落とす。


「ジローさんとモッキュさんに協力していただいたのに、申し訳ありません」

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