第5話(第0話)
「よーし、修太今からキャンプに行くぞ」
「やった~久しぶりのキャンプだ~」
「ほらほら、修太ふざけてないで早く車に乗りなさい」
「はーい」
ん?なんで僕は小学2年生のころの夢を見てるんだ?
内の家は1ヶ月に1回キャンプに行っている。今日も、片道4時間かけて山口県から水無瀬キャンプ場に来た。
「修太、ついたぞ~」
「やった~やっとついた。お母さんも早く早く」
「はいはい。ちょっと待ってね。今から荷物おろすから」
「も~早くいこうよ~」
「母さん俺が持つよ」
「さすがお父さん力持ち~」
「走ると危ないよ~」
「わかってるってお母さん」
こんな感じでいつものようにキャンプに来たんだった。
「母さんここでいいか?」
「いいわよ、荷物そこにおいといて」
「それじゃあ、修太遊びに行くか」
「うん、お父さん俺、釣りがしたい」
「そうか、じゃあ釣り竿持っていくか少し歩くぞ」
「いいよ」
そうだ、父さんと釣りに来たんだった。
2時間が経過した。
「父さん、とりあえずこの魚達を持って帰るけど、修太どうする? 残って釣っとくか?」
「うん、そうする」
「じゃあこのバケツに釣れた魚入れといてくれ」
「わかった」
お父さんが持って行って少ししたときに女の子がきたんだ。
「キツネさん、ちょっと待って~」
川のむこうから、女の子が走ってきた。キツネは女の子を無視して木の上に登った
「キツネさん降りてこないな」
そうだ、この後女の子が転ぶんだ。そんなことを思ってると。
バッシャーン
と派手に転んだ。そして、泣き出してしまった。
「大丈夫?」
「全然大丈夫じゃない~うわ~ん」
で、確か俺はここで泣きやむのをまったんだ。
「落ち着いた?」
「落ち着いた。ありがとう」
「どこから来たの?」
「あっち」
女の子は今来た方を指差した。そして、1人で帰れるか聞いたんだ。そしたら……
「無理。ついてきて」
と、また泣きそうになるからついて行ったんだ。手を握って。
それで、確か道に迷って、ずっと歩き続けたんだ。そして、やっと女の子のテントについたときに、
「ねえ、君名前は?」
「私の名前は……」
「星野君! 星野君!」
うるさいな~一体何だろう? と思って目を開けると、
「宮星先輩! っていうかここどこですか?」
「よかった。君は、うっかり階段で足をすべらしたんだ。それで保健室まで、私が運んできたんだ」
「宮星とてもうろたえてたね~」
濱口先輩だ。
「そうなんですか?」
「もう、大慌てで先生を呼びに言ってずっと、そこに座ってたんだから。」
「そうなんですか? 宮星先輩?」
「心配はしたが、それは、別に君の体が心配何じゃなくて、私の責任だと思ったからだ。別に君の体を心配したわけではない」
「宮星、同じこと2回言ってるよ。心配だったんだろ~」
「いや! そんなことはない!」
宮星先輩、耳赤いから説得力無いんだけど。まあ、素直にうれしいな。
「じゃあ、僕、やることあるから。じゃあね、オトモ君」
「はい、ありがとうございました」
ガラガラ
「さて、君、体は大丈夫か?」
少しお尻が痛いけどたいしたことはない
「はい、大丈夫です」
「もうすぐ、体育祭が終わから、それまで休んでおけ。終わったらまたくるからな」
「わかりました」
ガラガラ
ふう、にしても何であんなに昔の夢を見たんだろう?まさか、あの女の子って……そんなわけ、ないよな。はあ、体育祭、終わっちゃったか~俺、何もしてないんだけど。なにか聞こえてきたぞ。
(今年の総合優勝はーー黄団です)
あ、黄団優勝してるし。とまあ、いろんなことを考えていると。
ガラガラ
「オトモ君、迎えにきたよ~」
「星野君行くぞ」
濱口先輩と宮星先輩がきた。
「は~い」
「にしても、僕着替えどうするんですか?」
「ここに、オトモ君の着替え持ってきたかたここで着替えな」
僕の、着替えが飛んできた。
「わかりました」
着替えも終わらして。
「終わりました」
「じゃあ行くよ~この後どうするんですか?」
「もう帰るよ」
「にしても、黄団勝ちましたね」
「まあ、私のおかげだな」
「まあ、朝は宮星のおかげかな~午後は星野君の心配でぼんやりしてたけどね」
「濱口先輩、そろそろ殴りますよっと」
ボカッ
「痛い! 宮星殴ってるじゃないか」
「ふん」
と、話していると正門についた。
「僕自転車だから、じゃあね」
「さようなら濱口先輩」
「ふん」
うわ~まだ宮星先輩怒ってる。
「バス、来ましたよ」
「では、乗ろうか」
「そういえば、君に話さないといけないことがある」
「何ですか?」
「私たち2年生は来週の月曜から修学旅行に行くことになっている」
そういえば、2年生は北海道に行くんだったな。
「そうでしたね。確か北海道でしたっけ?」
「そうだ、次の水曜日に私が居ない間生徒会長が居なくなっても、しなければいけない事の説明をするから来てくれ」
俺に、そんな事ができるかな?
「大丈夫だ、森本先輩と濱口先輩もいるからな」
以外と濱口先輩の事信用してるんだ。
「わかりました」
「で、だな、その、お礼といってはなにか違う気もするがなにかお土産を買ってきてやる。なにがいい?」
照れた、先輩がまた照れた。可愛いな。でも、何があるかわかんないんだよな。
「じゃあ、先輩のおまかせで」
「私のおまかせでいいんだな。後悔するなよ」
なんかいやな予感。
「やっぱり……」
「やっぱりはないぞ。男だろう」
うわ、しまったこれは、何かたくらんでいる顔だ。まあ、それもおもしろそうだな。
過去編書きました。よくわからなかったです。
感想お願いします。本当に感想ください。お願いします。m(__)m
次は主人公登場しません。多分