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生徒会長のオトモ  作者: 和夏
本編
3/27

第2話

翌日の終礼後


「よう星野、テスト出来たか?」

こいつは俺の幼なじみで名前は虎子大河、俺とクラスがちがう、近くの八分儀神社の神主の息子だ。ちなみに頭もいい。

「出来たわけ無いだろう。お前より頭よくないんだから」

「うん知ってる」

「少しは否定しろよ! そういえば、自己紹介何っていったんだ?」

「僕の名前は虎子大河です。好きなことは泳ぐことです。かな」

「ふーん」

「そんなことよりも早く、帰ろうぜ。そうしないとバス来ちゃうぞ」

ちなみに、ここの六分儀高校は最寄り駅の六分儀駅まで送迎バスがでている。

この学校は山の上に有るから行き帰りがしんどいという理由かららしい。

「わかった」

帰って校則でも覚えるかな。

「そういえば、星野は何部にはいるんだ?」

「まだ考えてすらない。お前は?」

「俺は水泳部かな」

「俺も、そうしようかな」

明日宮星先輩にも部活のこと聞いて見よう。

六分儀駅に着いた。俺はここから梅田まで行って無小瀬で降りる。片道1時間ぐらいかかる。


翌日

1時間目~4時間目までテスト返しだったな。確かすべて返ってくるんだ。

1時間目は英語だったな。

「テストを返すぞ~」

うわ~帰ってきた~

「星野!」

「はい」

ん? 何だこの点数は? 32点だと。

これのせいで4時間目までの記憶がない。

4時間目は、全体結果がかえってくるんだったな。

結果?120人中110位でしたけど。なにか?

えっと、午後の授業は現代社会と古典と数Iだな(現実逃避しているわけではない)

取りあえず、お昼ご飯食べよう。

どうしようか迷っていると。

「おーい、一緒に昼飯食べようぜ~」

えっと、確か名前は、坂口龍也だったな。

全く知らないんだけど、まあいいか。

「いいよ~」

「なんで俺と食おうと思ったんだ?」

「生徒会長の話をしたくてさ。」

「あの人この学校で1番綺麗で、成績はいつもトップ、運動神経抜群、って言う人なんだ。で、その先輩の事を聞きたかったんだ」

まじか!まあ、綺麗なのはわかる。成績も運動神経もよかったのか。だから入学式あんなに見られたんだな。

「なんで、坂口はそんな事知ってるんだ?」

「実は、兄貴が3年生にいて。そんな事言っていたからな。家の兄貴も狙ってるっぽかったからし。」

そんな事を話しているとチャイムが鳴った。


そろそろ、5じかんめ始まるし、片付けるか。

さっき坂口が言っていた事を考えていたせいか、なんも覚えてないけど、7時間目が終わった。取りあえず、生徒会室行かないと。

「じゃあなぁ坂口バイバーイ」

「んじゃあまた明日」


生徒会室


「テストは帰ってきたか?」

「はい、これです」

何か先輩の顔笑顔になっているような。うん、どうみても凶悪な笑みになってるな。

「校則はもう良いから勉強しようか」

えっと、いやな予感。

「少し待っていてくれ」

バタンとドアが僕の後ろで閉まった。

あ、これヤバいな。

やった、校則もう覚えなくていい、とか、思いながら待っていると。

ガチャ

あ、帰ってきたな。後ろに男の人と女の人1人ずつ連れているぞ。

「宮星、一体どうしたんだよ。」

「そうですよ~急にちょっとこいだなんて~」

あ、あの男の人は昨日道教えてくれた人じゃないか。

「こんにちは。オトモ君」

「こんにちは。昨日はありがとうございます」

「いえいえ。どおってことないよ」

もう一人は眼鏡かけた背の低い女の人か。

「こんにちは。名前なんて言うの?」

「星野修太です」

「これからよろしくね~修太君」

「こちらこそお願いします」

「おいおい、何で私を置いて話を進めてるんだ」

「あ、ごめんごめん」

「この、イラっとする誤り方をしたのが副生徒会長の濱口健吾だ」

「イラっとしました?すいません。

いや、まだ笑ってるし。

「で、ちっちゃいのが総務の森本真里だ」

「ちっちゃいとか言わないでください。先輩にたいして失礼ですよ。でも、宮ちゃん2年生なのに背高いよね」

「えっ、宮星先輩2年生なんですか?」

「その話はまた暇なときにしてやる。それよりもお前の成績の話だ。生徒会でこんな成績は認められん」

まあ、110位とか、ありえないよな

「と言うことで、今4時だから6時半までここで勉強してもらう」

えっそれはめんどくさい。

ニコッと笑って「返事は?」

うわ、またあの、凶悪な笑み。断れない……

「わかりました。」

後ろの濱口先輩が何か喚いているぞ。

「ちょっと待って俺らの拒否権は?」

「ある訳ないだろう」

「いやいや、一応先輩だよ?」

「生徒会長命令だ」

「ええ~。それは、無いでしょ~真里ちゃんなんか言ってよ~」

「私はいいよ」

「嘘だろ! 真里ちゃんまで~仕方ないやるか~」

「濱口が国理数が得意で真里さんは社会と英語が得意だ」

「あの~僕の拒否権は?」

『一番無い!』

うわ、三人で言われた。

「わかったらそこに座れ」

「教材とノートはここだ」

はあ、またか仕方ないな。これも自分のせいだしな。


終わった~2時間半よく頑張った。 

先輩に飲み込みは早いとほめられたが、その倍は、けなされた。もう泣きたい。


「お疲れ、オトモ君」

「お疲れ、修太君」

「よく頑張った。確か君は無小瀬駅だったな」

「そうですけど」

何かいやな予感。

「私は次の水無瀬で降りるから、一緒に帰るぞ」

「あれ、宮星が珍しい事言ってる」

「濱口先輩、それ以上言ったら……」

「わかった、わかったごめんこのとうり」

「それで、君の返事をもらってないぞ」

マジか……どうせ拒否権無いんだろうしな。

「わかりました」

「では、私と星野は先に帰る。後、片付け頼む」

「ハーイ」

「わかりました~」

「ではいこうか。星野君」


どうも2巻目です。

現代社会の先生は暑い先生です男です

古典は優しいふっくらした女の先生です

数Iは太ったハゲの先生です。

感想待ってます。

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