第19話
今回の主役は宮星ですl
来週の日曜日バレンタインデーか。とりあえず誰に渡そうかな。星野君は確定だから……まあ濱口先輩にも渡す方がいいよな。
「宮ちゃん顔赤くしてどうしたの?」
「えっ、ほんとに!?」
「なんてね。冗談だよ」
ならいいんだけど。本当に大丈夫だよね。
「そういえば志保ちゃんはバレンタイン誰にあげるのつもり?」
「それはもちろん奥谷君とか奥谷君とか奥谷君とか……」
「奥谷君しか言ってないよ」
「私は彼氏の分しか作らないんだ~」
うまくいってるみたい。
「宮ちゃんはどうするの?」
私はその……
「生徒会の人にかな」
「だからさっき顔赤くしてたんだ~」
「さっきの本当だったの!?」
「冗談だよ」
本当かな~本当に赤くしてたら恥ずかしい。
「そろそろ帰ろうよ」
ずっと考え事してたのか。
「そうだね」
「日曜日私と一緒に作らない?」
1人だったらどうなるかわからないし。
「いいよ。むしろお願いします」
「わかった9時に私の家にきてね」
「うん、わかった」
「おはよう、志保ちゃん来たよ~」
家をでるときにお兄ちゃんに俺の分をねだられた。しかも抱きつかれてもう疲れた。
「おはよう」
「ちゃんと要るもの持ってきた?」
前作ったクッキーのレシピ持ってきたし。
「もちろん」
「何個作るの?」
濱口先輩と星野君だけだから。
「2つかな」
「わかったじゃあ早速作ろうか。私はカップケーキにチョコレートをコーティングしてわたそうと思ってるけど宮ちゃんは?」
「私もそうする」
2人で作ったから3時間ぐらいで終わった。
「志保ちゃんのお母さんたちは?」
「出かけてるんだ。お昼ご飯できたよ」
志保ちゃんは家事も出来てすごいと思う。
「にしても相変わらず料理、うまくならないね」
頑張ってるんだけど……今日も卵落としちゃったし。なかなかうまくいかないし。何でだろう?
「まあまあそんなに落ち込まないでそのうちうまくなるよ」
「そうだね、ありがとう」
この後話し続けて家に着いたのは5時だった。帰ったらお兄ちゃんがバレンタインバレンタインうるさいから早めにあげた。明日濱口先輩と星野君にあげよう。
昨日は寝るのが遅くなって眠い。いつ渡せばいいんだろう。
あっ、星野君いた。
「おーい……」
「星野君私チョコレート持ってきたからあげるの」
「ありがとう。酒井さん」
バレンタイン渡すの後でもいいかな。
昼休みになったから渡しに行こう。教室は……
「星野君チョコレートあげる」
「龍紀さんありがとう」
「私もあげる」
「私も私も」
帰るときでいいかな。今忙しそうだし。
「宮星さんどうかしたの?」
森本先輩だ
「悩みがあるなら聞くよ」
「実は……」
「屋上行こうか」
「で、どうしたの」
「星野君の事で……」
なぜかチョコレートをもらってるあいつを見ると嫌になる。どうしたんだろう?
「修太君1年生から人気だもんね」
そうだったんだ。全然知らなかった。
「私が渡すときが無くて、その何というか……」
「言いたいことはよくわかるよ」
「私も作って来たのに何か……」
「放課後、生徒会室に呼ぼうか?」
「大丈夫です。自分で渡すので」
「わかったじゃあ頑張って」
ちょうどいいから濱口先輩に渡して貰おう。
「これ、濱口先輩に作ったので渡しておいてください」
「うん、わかった」
森本先輩にそう言ったのはいいけどいつ渡そう?
「宮星先輩!」
「何で君がそこにいるんだ?どこまで話を聞いていた!?」
まさかさっきしゃべっていたこと全て聞かれたんじゃ。
「さっきです。さっき先輩が見えてみんなを振り切ってきました」
ならいいんだけど。
「さっき貰っていたのは誰からだ?」
「さっきのは義理と言うか……」
どういうことだ?
「僕、色々と仕事を任せられるので、そのお礼でいっぱい貰えるんです」
そういうことか。確かに色々任されそうだな。
「私からもいつもお世話になっているからな。チョコレートだ」
「ありがとうございます」
よかった渡せた。
「オトモ君いる?」
濱口先輩も来た。
「あれ?みんな何で集合してるの?」
「それより健吾君は何しに来たの?」
「オトモ君にこれを渡してって言われて」
またチョコレートか。
「わかりました」
今濱口先輩にもチョコレート渡しておこう。
「濱口先輩いつもお世話になってるからな。感謝しろよ」
「ありがとう。オトモ君も貰ったんだ」
「はい、貰いました」
「何でオトモ君の中にクッキー入っていて俺には入ってないの?」
何でそれを今言ってしまうんだ?
「どう考えても濱口先輩より君の方が世話になってるからな。前の風邪の時も……」
「あれは、悪かったけどオレよりもオトモ君の方が良いだろ?」
まあ、それは否定しないが……
「当たり前だ濱口先輩が来てもすぐ追い出すしな」
「それはそれで傷つくんですが……」
「健吾君もう授業始まるよ」
本当だもう後5分で始まる。
「みんなじゃあ」
「宮ちゃんチョコレート渡せたみたいだね」
何でわかるんだろう?
「渡せたよ。志保ちゃんは?」
「もちろん。ほら」
指差した方向を見てみたら……
モシャモシャ食べてる。もう少し味わってもいいと思うけど。
「美味しいって言ってくれたんだ~」
「良かったね」
「授業始めるぞ」
「先生来しからまた後でね」
志保ちゃんめ一緒に帰ろうって言ったのに彼氏と帰りやがって。
「宮星先輩、ちょっと待ってください」
「君か、どうした?」
「お返し何がいいですか?」
女の子にそれを聞いたらダメだろ。
「それを聞いたらダメだぞ。楽しみが無くなるじゃないか」
「本当だ!今のは無しで」
「無しにしてやるから4ばいのホワイトデー期待してるぞ」
「えっそれはちょっと……」
何か叫んでるけどしらなーいっと。
どうも和夏です。
バレンタインいいですね。作者はちゃんと貰ったこと無いです。なのでホワイトデーも作者には無いようなもんです。
そろそろ1年終わりますね後1年頑張ります




