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生徒会長のオトモ  作者: 和夏
本編
2/27

第1話

「では、入学式の後、生徒会室にくるように」

「わかりました」

その後はまた先生たちのめんどくさい話がずっとずっとずっと……

あれ、入学式もうすぐ終わるぞ。ああ、寝ていたようだ。

この後は、みんな教室に帰って先生発表を聞いたり宿題を提出したりすんだったな。

みんなでぞろぞろ帰っていると(ちなみにこの学年は40人クラスが5つしかない全体でも200人しかいない)

なぜか先輩たちが俺をみてひそひそしているな。まあ、いいか。

やっと教室ついた。席はどこだろう?


ええ~1番前の席じゃないか、嘘だろ! すぐに席替えしてくれないかな~

先生が入ってきたぞ、あれは、どうみても体育の先生じゃないか。

まるで、ゴリラみたいだ。

うわ、ゴリラと目があった

「さて、皆さん六分儀高校入学おめでとう。私の名前は、盛岡強だ。この学校に入れたからといって……」

また始まったよ、先生の長い話、めんどくさいな~早く終わらないかな~

「……つぎに自己紹介をしてもらう。阿部君から名前と好きなことを言ってくれ別に他に言いたいことがあるならそれでもいいぞ」

「阿部巧です。好きなことは筋トレです。よろしくお願いします」

確かこのクラスは40人ぐらいで俺が30番だから最後の方か。

面白そうな人いないかな?

ん、いたいた。青い目で金髪、外国の女の子じゃないか。おっと、順番がきたぞ。

「私の名前は龍起カノンです。好きなことは、ギターを弾くことです。ちなみに、こんな名前と姿ですが日本国籍で英語は話せません。むしろ、苦手科目です!」

言い切った! もうかえってすがすがしいぐらいに言い切った!

そろそろ、俺の番だな。

「僕の名前は、星野修太です。好きなことは小説をよむことです。なぜか生徒会長のオトモに選ばれました。迷惑かけたらすみません」

ふう~終わった。やっぱり、緊張するな。次は誰だろう。

「万代美緒です。好きなことはバスケットボールをする事です。よろしくお願いします」

ふ~ん

最後は誰だ?

 「僕の名前は和田勝島です。好きなことは野球をする事です」

これで、終わりか。ちなみにこの高校はスポーツもとても強い。野球部はとくにだ。甲子園にもよくでている。バスケットボール部もインターハイ出場しているらしい。


「これで終わりだな。明日は実力テストだぞ。これですごい成績を取ると後々地獄だぞ頑張れよ」

テストか、こういうことは、あまり考えないようにしよう。

「挨拶して終わるぞ、挨拶は星野修太やってくれ」

え……俺? 今日は運がない。まあ仕方ないか。

「規律! きおつけ! 礼」

『ありがとうございました』


さて、生徒会室に呼ばれたんだったなだったな。どこだろう?

えっとあの先輩に聞いてみよう。

「すいません。生徒会室はどこですか?」

「もしかして君、オトモの子?」

「はい、そうですけど。どうかしたんですか?」

「大変だな~と思ってね。生徒会室ならあの角を右だよ」

「ありがとうございます」


早くいかないと、あったあったここだ。

ガチャ

うわデカい。広いな教室2つ分ぐらいあるんじゃないか?

「ようこそ生徒会室へ私の名前は宮星鈴だ。これからよろしく頼む。ここは広いだろう。いろいろしなければならないからな。」

「えっと……星野修太です。お願いします」

「さて、早速渡したいものがある」

なにか、いやな予感がするな。

「手を出してくれ」

「はい……これでいいですか?」

「これを渡す」

ドサッとずっしりした重さの本が1冊手の上に落ちた。

「何ですか? これ?」

「これはこの学校の校則のリストだ。今日の今3時から5時まで2ページ分覚えてもらう」

「5時にテストをして、覚えて無いところを明日までに覚えてくること、つまり宿題だ。忘れたら……」

「明日になればわかる」

えっと……この人まさか……そういえばここくるときに次のオトモは大変だな~とか言っている先輩いたな。

「返事は?」

うわ、めっちゃ怖い。

「わかりました」

「よろしい、では今から2時間だ」

「ちょっと待ってください。ノートください」

「仕方ないな。これでいいか」

なんか凄く高そうなノートだぞ。いいのかな? こんなのもらって。でも、くれるって言っているし貰っておくか。

「ありがとうございます」

「後1時間59分だ」

「先輩は何しとくんですか?」

「君をみているぞ。駄目か?」

「まあいいですけど」

さて始めるか。本を開けると1つ1つが長いし、横から見られると緊張するな。


「さて、5時になったな。テストを始めるぞ」

えっ、あれ、もうそんな時間か。

「わかりました」

ん? 全然頭に入ってないぞ。ヤバい。確か1つ目は、

校舎校具を大切にし、その保全と美化に協力する事。だったな。

後はわかんないから、感覚でいいか。

「終わったか?」

「はい、なんとか」

「じゃあ見せてみろ」「ふむふむ、15の内3つしかあってないぞ」

3つあってたらすごいと思うんだけど。

「明後日までに12こ覚えてくること」

え、それはめんどくさい。

ニコッと笑って「返事は?」

はあ~

「わかりました。」

「明日はテストもあったな。頑張ってこい。もちろん、結果も見せろよ」

えっ、何で?でも反論したらな……

「わかりました」

「では今日は終わりだ。かえってもいいぞ」

「さようなら」

「ああ、また明後日きてくれ。覚えているか確認するぞ」

「わかりました」

ガチャ

ふう~やっと終わった。

まさか、これからずっとこんな感じ?

2巻目です。

感想待ってます。

なるべく週1回はだします。


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