第8話
今日は、待ちに待った旅行の日だ。今日は、寝坊せずにちゃんとこれたぞ。梅田集合って濱口先輩言っていたけどどこだろう?
「星野君~こっちこっち」
あ、いたいた。宮星先輩もいる。
「おはようございます。どこでまで行くんでしたっけ?」
「おはよう。君は、今日はちゃんときたな」
2回目はしない男子なんだ。
「おはよう、オトモ君。淡路島の、金閣亭だよ。3時間ぐらいかな」
今、7時30分だから10時30分には着くかな。濱口先輩と話をしていたら足音が聞こえてきた。
「おはようございます。間に合ったかな?」
「おはよう。真里ちゃん。まだ余裕だよ」
「おはようございます。森本先輩」
「じゃあ、行こうか」
『わかりました』
電車の中では去年の生徒会の話をした。去年の生徒会長は宮星先輩のお兄さんだったらしい! とても、人気があってファンクラブのようなものも出来ていたんだとか。その後の話は、宮星先輩に止められた。何か有るのかな?
ちなみに、生徒会長が男の人だったらオトモは、女の人を選ぶらしい。選んだ人は去年3年生だったから卒業したらしく。名前は、三好雪奈というらしい。とても頭がよくて、生徒や先生からも慕われていたんだそうだ。
こんな、話をしていると淡路島に着いた。
「みんな~着いたよ~荷物卸してね」
「わかりました」
この後いったいどうやって旅館まで行くんだろう? そう思いながら濱口先輩について行くと駅の前に車があって、男の人が出てきた。
「こんにちは。石塚さん」
「おお、こんにちは。健吾君よくきたね」
「今日から、3日間お願いします」
「さあ、皆さんも乗って乗って」
僕たちは、石塚さんの車に乗って金閣亭までいった。
「着いたよ~」
『はーい』
ここか。以外と大きいな。
「チェックインしてあるから、健吾君と星野君は桜木の間。森本さんと宮星さんは椿の間を使ってね」
「はい、ありがとうございます。行くよ、オトモ君」
「わかりました」
「ほら、宮星さんもいこうよ」
「そうだな」
「じゃあ、準備出来たら呼びにいくね」
「わかりました」
ここが、桜木の間か見晴らしいいな。
「濱口先輩、この後どうするんですか?」
「オトモ君はどうしたい?」
そんな事急に聞かれても……
「冗談だよ。取りあえず真里ちゃんたち呼びに行こうか」
「はーい」
ここが、椿の間か。まあ、隣だけど。
「真里ちゃんと宮星行くよ~」
『はーい』
「さて、今から行きたいところある?」
「私、淡路夢舞台行きたいな。花の絵書きたいから
「じゃあ、2人はどうする?」
僕は、特にいきたいところないけど。
「私は、特に行きたいところは無い」
「じゃあ、みんなでいこうか」
そういえば、お昼ご飯食べてない。
「濱口先輩お昼ご飯は……」
聞いたら、みんなに笑われた。
「仕方ないな~途中で何か買おうか」
「わかりました」
「オトモ君すねないの」
「すねてないです!」
僕らは、途中でお昼ご飯を買って淡路夢舞台にいった。
「着いた~」
「すごい。とても綺麗」
男子の僕がみてもなにも感じないんだけど。
「じゃあ、絵を書きに私行ってくるね」
「わかった。ついて行くよ。オトモ君どうするの?」
特にしたいことないからな~
「僕は、そこに座ってます」
「いや、君は私とまわるぞ」
はあ~
「わかりました」
僕はこの後宮星先輩とまわった。そして旅館に戻った。森本先輩が描いた絵はとてもうまかった。
はあ~意外と疲れたな。
「この後はどうするんですか?」
「夜ご飯食べて寝るよ」
「じゃあ、ご飯食べにいきましょう」
「オトモ君ご飯好きだね」
「違います!」
「まあまあ、じゃあいくよ」
僕らは夜ご飯を食べた終わった。
「さて、夜ご飯も終わったし自由にしよう」
僕ら2人は風呂に向かった。
風呂も広いな。ぼっ~としていると宮星先輩たちが何か喋ってる気がするけど聞こえない。
女湯
「そういえば、森本先輩は濱口先輩と何かあったんですか?」
「えっ、何で?」
「その……バスケットボールの試合の時に泣いていたから」
「ちょっとね……」
「何かあるなら聞きますよ」
「大丈夫だよ。ありがとうまた、相談するね。それよりもオトモ君とは最近どうなの?」
「な、な、何も無いですよ」
「本当に?」
「無いです!」
「ならいいけど」
男の子部屋
「濱口先輩、そういえば森本先輩と何かありました?」
「なにもないよ」
なんか、すごいオーラがでてるこれは聞かない方が良さそうだ。
「じゃあ、今日の宮星先輩のお兄さんの話聞かせてください」
「いいよ~なにが聞きたい?」
「色々と」
三好先輩と宮星先輩は昔教室に閉じ込められたことがあったらしい。その後ぐらいから三好先輩が宮星先輩を気になりだしていたとか、体育祭の時にみんなのダンス考えたりとかしたらしい。そんな話をしていたら、眠くなってしまった。
「濱口先輩。もう寝ます。おやすみなさい
「うん、おやすみ」
寝たのは良いのだけれど隣の濱口先輩がうるさいから。
「濱口先輩いったいどうしたんですか?」
「ごめん……上村さん。本当にごめん」
「濱口先輩! 大丈夫ですか?」
「んっ。どうしたの? オトモ君?」
「その、うなされてたから」
「ありがとう。もう大丈夫だよ。おやすみ」
本当に大丈夫かな。でも、あんまり聞いてほしく無さそうだからな。
「おやすみなさい」
次のはじめのほうは、副生徒会長の過去編です。
感想お願いします。
もう、どう終わるかわからないです。




