第75話 【学園ダンジョンへ】
マネキンを壊した後、授業は淡々と進み今日は5限授業なので教室に帰った後、帰りのホームルームをして今日の学校は終わった。
「はぁ~、疲れた~…でも、レイとダンジョンに行くから力湧いてきた~」
「そうだなクリス、あっでもまず先にアイテム系俺持ってないから買いに行っていいか?」
「ああ、そうかレイは途中入学生だったな、うんじゃあ俺も少し足りなかったし一緒に買いに行こうぜ」
「オーケー、んじゃそう言う事で、ディー、シズクまた明日な~」
「うん、じゃあねレイ君」
「また明日、レイ」
そう言って俺とクリスは教室から出て行き、売店へと向かった。売店には、人が数人アイテムを購入していたのて俺達も近くにより売ってあるアイテムを見て回った。
「おお、この間はあんまし見ていなかったが結構豊富にアイテムあるんだな」
「うん、一応学園専用のダンジョンとして作られてるけど危ないのは危ないから生徒が安全にダンジョン探索できるように学園側の支援として色々とアイテムを置いてあるんだよ。あっ、あっちには回復系、向こうが探検用のピッケルなんかもあるよ。ダンジョンの中には採掘ポイントもあって【魔石】や【鉱石】が取ることが出来るんだよ」
「ダンジョンに採掘ポイントなんてあるんだな、ってその前にさここって確かポイント購入だよな?俺ってポイント、0なんだけど?」
「そうだったね。昨日貰った学生証とお金ある?」
「ああ、あるぞ」
俺は、そう言ってアイテムバックにしまっていた学生証と銀貨4枚を取り出した。そしたら、クリスが「あっちにある、魔具の所に行くよ」と言って俺はクリスの後に付いて行った。
「それで、ここの魔具機でお金をポイント化する事が出来るんだよ。また、逆にポイントもお金に出来るけどそれは期間が決まっててお金はその時にしか返金出来なくなってるから気を付けてね」
「ああ、んじゃ取りあえず4銀貨入れるか」
「やり方は、まず先に学生証を板台の上に置いて、硬貨入れって書いてある場所にお金を入れるとお金が消えて学生証のポイントって所に1銅貨:100ポイント、1銀貨:1000ポイントって変換されるようになってるよ。でも、金貨以上の硬貨は価値が高すぎるからポイント化されないから気を付けてね。」
「分かった。説明ありがとクリス」
俺はそう言って、板台に学生証を置き硬貨入れに4銀貨を入れた。そして、硬貨入れに入れた4銀貨は消え学生証を取ると「ポイント:4000」と変更された。
「うん、じゃあこれでアイテム購入できるようになったね」
「ああ、んじゃ早速買いに行くか」
俺達は、そう言って売店に行きアイテム選びを始めた。まず最初に、持っていないピッケルと魔力回復薬、体力回復薬を購入した。他にも色々とあったが、初めてのダンジョンでそんなに深く潜らないのでこの位でいいだろうとクリスと相談した結果これだけ買ってダンジョンに向かった。
ダンジョンには、売店の近くに有った階段から下りて行きダンジョンへの扉があり、そこからダンジョンへと潜入した。
「おお、中は結構明るいんだな地下に行ってたから薄暗いと思ってたが」
「うん、そうだね。僕は、ここ以外のダンジョンには行った事ないけど学園のダンジョンは全階層こんな風に明るくされてるらしいよ。」
「へえ、ってか学園のダンジョンって誰かが作ったのか?こんな整備されてるって事は」
「レイ君って、学園の事調べて来て入学しなかったの?ここの学校の設備はほとんどが学園長が作られてるんだよ。ダンジョンも、学園長が1から作ったらしいよ」
「マジか、学園長凄いな…」
俺は、学園長の凄さに驚きながらクリスと共に進んでいった。
すみません、手が痛くて執筆が進まずいつもより文字数が少なくなりました。