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第33話 【ステータス更新】


「――イ~、レイ~」


「ご主人様~、ご主人様~、さっきから家族の人が呼んでますよ~」


「んっ?…ああ、俺寝てたのか悪いエルダ」


 エルダに起こされた俺は、ハンモックから飛び下りて従魔小屋から出て行った。従魔小屋から出てきた俺を見つけた父と母が何処に居たのかと聞いてきたので従魔小屋で従魔達と昼寝をしてたと正直に答え、家の中へと入って行った。


「それじゃ、レイ君神父様が帰って来た時にこちらに連絡を世寄こすように手配しておくから、なるべく2、3日の間は余り予定は入れないでおいてくれるかい」


「グランさん、その事なんですが俺の信仰心のレベルで何とかなりそうなんですよね」


「本当かい?それなら、もう一度教会に行く用意も出来るけど」


「あっ、いえ練習場に置いた女神像で出来ると聞いてきましたので大丈夫だと思いますよ」


聞いてきた(・・・・・)?」


 …あ、口が滑って「聞いてきた」って言ったが、誰からってなるよな、でも正直に女神様に会ってきましたとか言ったら驚かれるだろ…そうだ!お告げが有ったと言えばいいか


「えっと、先程従魔小屋に居た時に女神様からお告げが有り、俺の信仰心のレベルはかなり高いと教えて貰いました」


「えっと、レイ女神様からお告げを貰ったの?」


「はい、母さん」


「凄いわね。やっぱり、レイは女神様からの愛が多いのかしらね」


 その後、俺達は地下にある練習場の端に置いてある女神像の所へと向かった。

 女神像の前に着いた俺達は、ステータス更新に必要な捧げ物(俺が信仰してるのがイアラ様なので甘い物、果実や俺が作ったクッキー)とステータスを映す紙を女神像の前に置いた。

 そして、俺がステータス更新のための呪文をグランさんから聞き俺は自分に向かって呪文を掛けた。掛けた後、目の前に置いていた捧げ物が全て消え、紙も一瞬消えた後俺の前にヒラヒラと落ちて来た。俺は、紙を拾い取り書かれているステータスを確認した。


名前:レイディア・マグラット

年齢:8

性別:男

種族:人族【平民】

属性:火・水・光・無

加護:イアラの加護


「出来ましたね」


「おお、凄いじゃないかレイ、流石俺の息子だな!」


「ゼン、声が大きいわよ。それで、レイ裏に載ってるステータスも見せてくれるかしら?」


「あっ、は―――」


(んんんん、ちょっと待てよ。俺のステータスって見せてもいいレベルの物か?!ちょ、ちょっと確認してみよう。)


レベル:311

SP:150

筋力:6400(+100)(+10)(+200)

体力:6470(+100)(+30)(+200)

魔力:6305(+100)(+45)

敏捷:6415(+100)(+25)(+200)


【魔法系統】火魔法≪6≫ 水魔法≪6≫ 光魔法≪5≫ 無魔法≪6≫

【術系統】剣術≪2≫ 弓術≪2≫ 体術≪3≫ 槍術≪1≫NEW 

【向上系統】毒耐性≪2≫ 魅了耐性≪1≫ 恐怖耐性≪8≫ 混乱耐性≪8≫  夜目≪MAX≫

      身体能力強化≪2≫NEW 

【便利系統】鑑定・全≪7≫ 経験値補正≪MAX≫ 信仰心≪4≫ 使役≪3≫NEW

      大工≪3≫NEW 威圧≪3≫NEW 調理≪4≫NEW 偽装≪5≫NEW

      探知≪3≫NEW

      異世界言語≪-≫ 魔法合成≪-≫NEW


 能力値の上がってる数値は、前の数字がレベルボーナスで後ろの数字が筋トレ等のボーナスでの上がり量、最後の+値はスキルの身体能力強化によるボーナス値だこのスキルは【筋力強化】【体力強化】【敏捷強化】の3つのスキルの統合スキル、上がり方も大きいがこれを手に入れるのは結構辛かった。まず、スキル3つを取得した後3つのスキルのレベルをMAXにしないと【身体能力強化】スキルにはならないと言われ、俺はこの2年半保険も有り危険な筋トレ方法をしてなんとか手に入れた。【探知】スキルも2つのスキルの統合で【魔力探知】と【魔力感知】の2つで作られてる。【魔力感知】は魔力が誰の物かを感知するスキルで、【魔力探知】は魔力を感じ取るスキルという感じで2つに分けられていて似てる部分も有ったが、この2つもステータス設定時にMAXにした。

 300もあったレベルも311にこの2年半で上がってる。まあ、たしかに最後に見たのは2年半前だし上がるのも分かる。

 スキルレベルも大体1~3上がって、夜目に関してはずっと使ってたお陰でMAXになってる。たしかスキルレベルは10が最大でMAXと表わされると教えて貰ったが初めて自分でMAXにしたスキルになる。

 経験値補正のMAXは2回目の女神様とのスキル設定時にポイントが余ってたのでそれを全部使ったらMAXになったのでやっておいた。


(うん、これ普通に見せたらだめじゃん…これ、偽装掛けよう。)


 俺は、紙を持ったまま偽装を紙に対して使用した。


レベル:100

SP:

筋力:1300

体力:700

魔力:1500

敏捷:1200


【魔法系統】火魔法≪4≫ 水魔法≪3≫ 光魔法≪2≫ 無魔法≪2≫

【術系統】剣術≪2≫ 体術≪2≫

【向上系統】夜目≪1≫ 筋力強化≪1≫ 敏捷強化≪1≫

【便利系統】信仰心≪4≫ 使役≪2≫ 大工≪2≫ 威圧≪1≫ 調理≪3≫


 こ、この位でいいかな?グランさんには俺の戦闘や大工スキルと色々と見られてるから余り隠し過ぎるとバレてしまうし…


「えっ、えっとどうぞ母さん」


 俺は、母さん達にステータスが載っている紙を渡した。


「まあ!凄いわ、レイ貴方魔法が得意なのね」


「はい、魔物とかと戦う場合遠距離からのが戦いやすかったので一応剣術も少しだけならできます」


「そうみたいね。それにしても、火魔法が4レベルって相当魔法を使ってきたのね。」


「はい」


 その後、ここじゃ長話も出来ないとグランさんが言って俺達はリビングへと向かった。

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