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第199話 【対邪信教・3】


 覇竜様の攻撃により、邪信教の殆どは消し飛ばされた。

 それにより数の差は殆ど無くなり、押され気味だったこちらサイドは一気に畳みかけるように邪信教へと追撃を行った。

 対する邪信教だが新たに邪竜や魔物、邪信教を用意するがこちらの勢いに押され、数で均衡を保っていた邪信教は徐々に押され始めた。


「聖竜様。右をお願いしても良いですか、俺は左を行きますので」


「ええ、左は任せたわ」


 攻撃には覇竜様やアルフさん達が居るので、俺は前線から離れ後方へと移り支援へと回っている。

 聖竜様と俺で手分けして傷ついている戦士達を上空から回復させ回り、孤立しそうになっている人が居れば手助けをしたりして支援をしている。


「レイ君。魔力は大丈夫?」


「はい、まだまだいけます。聖竜様は、と大丈夫そうですね」


「ええ、この位ならまだね。それにしても数だけは相手は多いわね……」


「そうですね。強かった相手も今じゃ、ジンさんが一人で相手しているアークだけですからね……」


 既に他の幹部クラスの邪信教は倒し切っていて、今はジンさんが相手しているアークだけとなっている。


「レイ君。さっきまでの戦いで少しレベル上がってたりしてるんだったら、ステータスを振ってた方が良いわよ。まだ戦いは続きそうよ」


「そうですね。それじゃ、ちょっとステータスの割り振りをするんで少しの間、任せても良いですか?」


 そう言うと、聖竜様は「ええ、良いわよ」と言って飛び立っていった。

 聖竜様を見送った俺は、直ぐにステータスを表示するとレベルがかなり上がっていた。

 その上がって得ていたSPを俺は全て魔力へと割り振り、変化したステータスを改めて確認した。



名前:レイディア・マグラット

年齢:8

性別:男

種族:人族【ナロウディ王国・伯爵】

属性:火・水・光・無・時空

加護:イアラの加護  セーラの加護 リュアンの加護

   シブセルの加護 セラの加護 


レベル:480

SP:

筋力:23950(+5000)

体力:23900(+5000)

魔力:35700(+9500)

敏捷:23750(+5000)


【魔法系統】火魔法≪MAX≫ 水魔法≪MAX≫ 光魔法≪MAX≫

      無魔法≪MAX≫ 時空間魔法≪MAX≫

【術系統】 剣術≪6≫ 弓術≪2≫ 体術≪MAX≫ 槍術≪2≫ 

【向上系統】完全耐性≪MAX≫ 夜目≪MAX≫ 身体能力強化≪MAX≫

      魔力強化≪MAX≫ 

【便利系統】鑑定・全≪MAX≫ 経験値補正≪MAX≫ 信仰心≪MAX≫

      使役≪4≫   大工≪4≫      威圧≪MAX≫

      調理≪MAX≫ 偽装≪MAX≫    探知≪MAX≫

      指示≪3≫   瞑想≪MAX≫    並列思考≪MAX≫

      異世界言語≪ー≫   魔法合成≪ー≫ アイテムボックス≪ー≫ 


「上がり方は未だにおかしいけど、今はそれのおかげで戦えてるな……ていうか、前に比べて上昇値上がってる気がするな。多分だけど、魂が融合したからか?」


 以前に比べ、上昇値も上がっている事に気付いた俺は、こんなところにも魂を融合した力が反映されていた事に気が付いた。

 更に戦いの中で指示を出したり、剣で戦っていたおかげでそれらのスキルレベルも少し上がっている。


「このまま戦っていれば、レベル500も行けそうだな……」


 そんな事を考えていると、前線の方から強大な魔力を感じ取りバッと前を向いた。

 すると、そこには覇竜様と同じ大きさの、これまで見て来た邪竜とは大きさからして違う邪理由が現れた。

 そいつの出現に驚いていると、聖竜様が俺の所へと戻って来た。


「レイ君。前に加勢に行って」


「えっ、でも支援の方は?」


「そんな事、今してる暇は無いわ。あの邪竜、これまでの奴とは違って数百体分の魔力を秘めているわ」


 聖竜様の言葉を聞いた俺は、内心驚きながらも「分かりました」と返事をして直ぐに前線へと戻って来た。

 そして戻ってくると同時に前方に居る巨大な邪竜は、咆哮を上げてこちらに猛スピードで突っ込んできた。

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