表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
151/211

第151話 【過去の話し】


 ディー達と合流した俺とシフォンは、皆で体育館から出て喋りながら移動していた。移動先は会場で先に席を取っておこうと言う訳であった。


「それにしても、ディーのあの氷の魔法会場の席に座ってる俺達の所まで寒くなってたけど威力増えすぎだろ」


「そう? 結構あれでも抑えた方だよ。先生からも僕の氷魔法は少し危険だからレイディア君以外は抑えて使ってねって言われてるんだよ」


「何故、そこで俺だけ例外扱いなんだよ…まあ、俺だったら火魔法で火力MAXで打ち返すけどな、その位なら他の生徒も出来るだろ?」


「僕の氷はちょっとやそっとの火魔法では融けないように魔力で覆っているから火力馬鹿なレイの魔法だったら融けるかもだけど、レイ以外の人の火魔法では融けないかも」


 そう言えば、俺やシズクやシフォンの様に魔力が圧倒的に多いわけではないがディーやマールも普通の生徒より多かったな、まあSクラスの生徒だからそれが普通なのかもしれないが…


「そう言えば、レイって何処の生まれなんだ? 俺聞いた事ないんだけど」


 俺とディーの会話の途中で後ろで聞いていたクリスがそう話しかけて来た。そう言えば、ディーやマール、後シズクには話したことあるけど俺の過去の事話したこと無かったな


「一応生まれはマグラット領のクルリット村だけど俺が赤ん坊の頃に邪竜に襲われてその時に俺邪竜に食べられたんだよな、でも俺生まれた時から神様の加護を貰っていてそのお蔭で胃の中で生きてて5歳くらいの頃に聖国の聖竜に助けて貰ったんだよ。その聖竜も神様の使いの竜だったんだけどな、その後はまあ色々あってディー達と会ってマグラット家に最初は居候って感じで行ったんだよな、そしたら何と親戚って分かって俺もあの時はビックリしたよ」


「…あ~、何て言って良いのか波乱万丈な幼少期を過ごしたんだな、聖竜何て俺一度も見たこと無いし邪竜もこの間の王都にやって来た奴と俺が小さい頃にレイの父親が倒した邪竜の2体くらいだぜ」


 俺の過去を聞いたクリスが驚きながら言った。シフォンも「凄いですね。神様の加護を生まれ持って持っているなんて、まして使いの聖竜様ともお会いになった事があるなんて」と驚いていた。


「まあ、レイの凄い所は居の中から出て来て聖竜様から街まで送ろうかと聞かれた時に「山で暮らす」って言って3年間も自給自足のサバイバル生活をしていたんだよ。僕とマールと会ったのも山で盗賊に襲われてる時に出会ったんだよ。あの時のレイ、言葉遣いも今みたく大人しくなく騎士団の人達にも敬語何て使ってなかったからね。それに家に来た時、僕もビックリしたよマグラット領では珍しい塩を沢山持って父様にプレゼントしていて父様が何処で手に入れたんだって聞くと海で取って来たっていうんだよ? 海までマグラット領からかなりの距離があるのに子供が取って来たって言った時は家族みんなが驚いていたからね」


 そう言えば、あの時俺普通に敬語とか使ってなかったから忘れてグランさん達にタメ口で話していたな、偉い人だって分かるまで普通に話していたから偉い人だって分かった時一瞬で言葉遣い変えたしな


「そりゃあ、約8年間も人里離れていたら敬語何て使えないだろ。それに最後の方はちゃんと言葉遣いも考えて話していたし」


「でもさ、どうやって言葉とか覚えたの? そんな、山暮らししていたのに」


「ああ、言葉覚えるのは結構苦労したよ? だって、知識を得る所と言えば盗賊の話し声を聞いて理解しないといかなかったからね。後は盗賊達が残した本とかで言語を覚えた感じかな?」


 実際は転生者で元々話せるなんて言えないしな


「へぇ、レイって子供の頃から強かったの?」


「まあ、胃の中に居た時に邪竜が倒した魔物の経験値も貰えていたみたいでそのお蔭でレベルも上がっててステータス的にかなり強くなってたから、死の危険というのは余り感じた事ないかな」


「そうなのか、俺もレベル上げは頑張ってるんだが中々魔力切れ起こして長時間できないから苦戦してるんだよな…新しい消費魔力が少ないのを覚えようかな」


「それなら、今の魔力を上げる方がいいんじゃないか? そうした方がステータスの伸びにも反映されるし逆に消費魔力少ないのだと倒せない魔物が来た時無駄に多く使うかもだよ」


 そう言うとクリスは「それもそうか、甘い考えは止めて魔力上げ頑張るか」と言って、又別の話題に変わって俺達は会場に向かって歩いて行った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ