第142話 【学園大会始まり】
移動した先は第1体育館で中に入るといつもより広い感じがしたなと思っているとディー達から「レイは初めてだろうから説明するけどこの学園大会中は学園長が空間魔法を使って中環広げてるんだよ」と教えて貰った。俺はそれを聞いて学園長も結構チートな魔法持ってるんだなと思った。
着いてから十数分経つと他の生徒も入って来て来賓の方々は上のバルコニーみたいなところに準備されていた椅子に続々と座って行き全員が集まったところで司会の人が出て来た。
「え~、それではまず大会出場者の方はこちらの箱から1つボールを取って行ってください。そのボールには1から10までの番号が書いてありますのでグループ事に分かれて貰います。そして大会は今まで通り学年別・学科別でやりますのでまず最初に初等部1年魔法科の生徒Sクラスの方から前にどうぞ」
司会の人がそう言うと生徒が前にある箱からボールを取り、取った番号を係の人に見せ取ったボールは箱の外に出したまま次の人に回った。後でディーに聞くと、1度取ったボールを直ぐに戻すとどこかの番号に偏りが出るかもしれないから1度取ったボールは外され10個全部出されたらまたもう1度出すと言う風にしているらしい。まあ、確かにそれだったら偏りなくグループ分けが出来るなと理解し俺は次々の引いて行く生徒を見ていった。
そして、初等部3年魔法Sクラスの番になるとマールが一番最初に取りに行った。マールが引いた番号は1番でこれだったら俺達も試合を見れるなとディー達に言った。もし、マールが8~10番を引いていたら俺達も自分達の用意があるから見れないなと話していたのだがこれで安心して見れると分かった。
「それでは、次に高等部1年Sクラスの方前にどうぞ」
「おっ、俺達の番だな誰から行く?」
「ああ、そうかレイは開会式居なかったから聞いてないのかボールを取りに行く順番はクラスの成績順だがらレイが一番最初だよ」
「へっ?そうなのか、んじゃ行ってくる」
俺はディー達にそう言い、前に出て箱からボールを取り出した。番号には【1】と書かれていてそれを係の人に教えてディー達の所に戻った。まあ、成績順なので俺の後はシフォン、その後はディー、そして3人他生徒挟んで次にシズク、クリスという順番だから初戦は皆と被らないと分かっていたからボールを取る時もそんな緊張しなかった。しかし、その後の別クラスの生徒は違ったみたいで「絶対に1は取らないように…」何て言ってた。
「さてと、俺が一番最初の試合か」
「うん、僕は3番だったから第3試合でレイと当たるかな?まあ、その前にクリスと戦う事になるかもしれないけど」
「グループ分けをしたって事は何十人かと一斉に戦うって事だからどうなるかは分からないが残れるように頑張るよ」
ディーの後にクリスが続けて言うと「そうだね。運も必要になってくるから気を付けないと」とディーが言った。シフォンとシズクは7.8のグループなので第2試合で戦う事になるかもしれないから頑張ろうねと2人で言ってた。
その後、他のクラスの人も引き終わり2年、3年と引いて行きグループ分けは終わった。グループ分けの後は早速、本日第1試合目である初等部1年魔法科の試合が別の会場で行われる。俺達はどうするのかとディーに聞くと試合は体育館でも見れるけど移動した先の会場の観客席からでも見れるよと言われ俺はマールの試合だけ移動してみようかとディー達に言って体育館に残った。残ったは良いがどうやってみるのかと思ったがこれまた学園長の魔法で中央の天井が開きその開いたスペースに白い巨大な玉が浮かぶとその試合が始まる会場の風景が映し出された。
「それでは、第1部1試合目初等部1年魔法科1グループ目勝ち抜きバトルロワイヤルの始まりです。試合のルールを説明させてもらいます。今回の勝ち抜きバトルロワイヤルですが、多くの生徒を倒し生徒が今回用意させてもらいました服に相手を気絶orリタイアした場合に外れる魔石を多く勝ち取った上位3名が次の第2部へと上がれます。相手への魔法での攻撃は魔法科・剣士科含め良いのですが相手への精神的ダメージ等与える魔法は禁止します。又、魔法科の生徒も武器使用は良いとしてますので魔法だけでなく武器で攻撃しに行くのも良いでしょう。それでは、ルールも終わりましたので始めさせてもらいます。第1試合、始め!」
視界の人の合図と共に映像の中に居る生徒は一斉に動き始めた。




