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第127話 【伝え忘れ】


 昨日は母さんの紹介の下アマンダさんの兄弟で王都でお店を開いているアメルダさんの所で俺の従者の服とカーテンの柄を考え、カーテンの方は良いデザインが出来上がり後は家の方が完全に俺の下に来たらアメルダさんが窓を一個一個測りに来てくれると約束してくれた。

 従者の服の方は、中々いいアイディアが浮かばず難航していたが俺があやふやに言った事をアメルダさんが聞きながら考えたアイディアが自分の思っていた物とピッタシで流石本職だなと思いそれをお願いした。

 そんな俺は、今学園の地下にある学園ダンジョンへと皆と一緒に来ていた。今回のメンバーは、俺、ディー、クリフ、シフォン、シズクの5人で今日はマールが友達との予定を入れていたので参加できずこのメンバーで学園ダンジョンを攻略していた。


「おーい、レイどうしたんだ?早く魔物入れてくれないと奥に行けないぞ」


「ああ、すまんちょっと考え事していた。悪い、直ぐにアイテムバッグに入れるよ」


「そう言えばレイ、今度のホームパーティ父さんと母さんも連れて来ていいか?」


「グランさん達?良いぞ、歓迎するよ」


 ディーの言葉にそう返すとクリフとシフォンが「ホームパーティ?」と不思議そうな顔をしていて俺は二人に伝え忘れていた事を思い出した。


「ごめん、2人とも伝え忘れてた。今度自分の家持った記念で知人だけのホームパーティを予定してるんだけど二人共予定開いてる?」


「えっと、そのパーティは何日後にするんですか?」


「ああ、今の所ちゃんと決まってないけど学園大会が終わった後かな?」


 家を渡されるのが来週のいつになるかも分かってないが週初めには渡すと王妃様が言ってたからそう俺は答えた。


「俺は大丈夫かな?一応家族に予定無いか聞いてから返事するよ。だから、明日行けるか言うよ」


「ありがと、クリフ」


「私も多分何も無いと思いますが一応お母様に聞いてきますので私も返事は明日します」


 そう言った2人に俺は「伝えるの遅れてごめん」と最後に謝り、再びダンジョンを進むことにした。ダンジョンに入ってから2時間位経った時俺達は40層に来ていた。


「どうする?セーフポイントでセーブして戻るか?」


「う~ん、そうだね。皆の疲労を考えるとこのまま進んでも意味が無いし危険だろうしね」


 俺とディーはそう話し合い皆セーフポイントをカードを記録させセーブし転移でダンジョン入口に戻った。戻って来た俺達は早速ダンジョンで手に入れたアイテムを換金し皆に分配した今回の成果は1人頭20銀貨分くらいのポイントをゲットできた。


「いや~、良かったよ。最近金使いすぎてて購買で色々と買いたそう考えてた所だったからこれでしばらくはまた安心だよ」


「そういや、よくレイが大量に買い物してる所何度か見てたがレイもしかして邪竜の討伐のお金そろそろ尽きそうなのか?」


「んっ、ああいや一応貯金分もあるが結構使ったから抑えないとそろそろな…と思ってさ」


「成程なそれなら本職?か分からないが冒険者の方はしないのか?」


「長期休みにがっつりやる予定だよ。それに今は学園大会の為に身体作りしてるから外に金策しに行ってる暇ないんだよな」


 俺がそう言うと、ディーは「レイ、鍛えてるのか?!」と驚いていた。そういや俺がジンさんに武術を教えて貰ってるのを知ってるのはシズクだけだった。


「ちょっとな、シズクの爺ちゃんに鍛えて貰ってるんだよ。俺って魔法だけと思われてそうだから体も鍛える様にしたんだよ」


 ディーとクリフは俺の言葉を聞き「ドンドン、差をつけられてる…」と少し落ち込んでいる様子だった。その後、ディー達を慰め帰りに前に1度ジンさんと話し合いで言った食事処に行き皆でちょっとした食事をしながら雑談をした。

5日後から学園大会終了後に変えました。

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