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ボッチのボマー青年  作者: N・大八
第一章 ボッチ、超能力を手に入れる
1/10

プロローグ

初めてオリジナル小説を書きます。

○注意事項

・文がそんなにうまくないです。

・いじめなどの描写があります。

・主人公がウザいです。

・グロテスク、残酷な描写があります。(文がアレなためそんなにかもしれませんが。)

・あと更新は不定期です。


以上の項目が、「別にいい」と言う心の優しい方はそのまま下へ。

嫌な方は「戻る」か「閉じる」をしてください。 それでは、どうぞ。






 「チート」って知ってる?本来は「ズル」「イカサマ」「騙す」の英単語らしいけど、僕の言う「チート」はネットスラングの方の「チート」だ。


 凄い能力を持ってる。例えば、空が飛べたり瞬間移動的なものが出来たり。人間なら一度は願った事がある……かもしれないもの。


 もしそんな「チート」が使えたならもはや人生はバラ色かもしれない。世界の……いや、宇宙の頂点に立てるのも夢じゃないんだ!!


 ……うん……回りくどくなってきたかもしれないから言うよ。そう、僕はその「チート」能力を手に入れたんだ!空だって飛べるし、何にでもできる!!


 ……でも、人生は甘くない。「チート」で世界が上手くいくなんてあくまで「創作」の話なんだって僕が気づいたのは――

 

 

 

 ――既に「後の祭り」だったんだ――






――――――――――――――――――――――――






「――でさー、そいつらホントおかしくてさー。」

「ぎゃはははは!! マジか、チョーウケる!!!」

 数人の男達が、ゲラゲラと笑っている。いずれも、チンピラのような風貌だ。


「それで…………うん?」

「ん? どうした?」

「いや……。何だ、あれ?」

 一人の男が指した所に奇妙な人影がいた。それは全身黒いフードで覆われた人物だった。


「なんだアイツ……? 気色ワリィなぁ。」

「黒いフードなんざ被って、厨二病ってヤツか?」

「ぶっ飛ばしにいこうぜ! おい!!」

 そうやって一人の男が近づいた。


「てめえ、何こっち見て…………?!」

 その黒い人物が男に手をかざした。その瞬間――




 ―――ボンッ!!!!―――




「…………あ?」

 近づいた男の頭が吹き飛んでいた。周りにはその肉塊が飛び散っていた。


「ひ……ひぃ!!!!」

「お、おいっ!! マジかよ!!!」

「こ、こいつまさか……!! ボッ……!!!」

 黒い男が手をかざす。かざした場所はその男達の周り。




 ―――ドゴォォーーン!!!!!!!―――




 さっきより大きな爆発音が響く。黒い男が手をかざした周りは――




 ――男たちの焦げた肉塊が大量に出来ていた――






――――――――――――――――――――――――






「昨日深夜、○○市で例の連続殺人が――」

 リモコンのスイッチを押す。音もなく、目の前の画面が消える。ヘッドホンを外し横たわる。


 僕はとあるネットカフェの個室にいる。目の前にはテレビ兼パソコンのモニター。ニュースを見たが、どれも昨日僕のやった事を報道していた。ネットニュースでも同じだ。


「はぁ~……。」

 やや薄暗い個室で、僕はため息をついた。また、人を殺してきた。僕が「とある力」を持って「ある決断」をしてからの日課。


 ああいうゴミは消さなくてはならない。社会に貢献しないだろう寄生虫共は。だから僕はあいつらを殺した。


(そうだ、僕は人の役に立つんだ……。そして、英雄ヒーローに……!!)

 

 

 

 ――いずれ僕はこの世界の頂点に立つ!英雄になって力なき者を救うために!――






――――――――――――――――――――――――






 ――これは一人のボッチがチートの能力を手に入れたものの――




 ――そのせいで過酷な運命に振り回された、とても不幸で悲しい話――




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