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長いようで短い  作者: 一度にど
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学校生活

私は小学生5年生

幼少期の記憶はあまりない。

いつからだろう.今の状況は

クラスに馴染めずイジメにあっていた。

前までは友達と仲良くできてた気がするけど人と目を合わせられない。


クラスの子が朝みんなが宿題で先生に提出したノートを配り始める。


クラスの子『これカオルのじゃん!きったなーい!触っちゃった!』


投げ捨てられる


みんなも『私のノートは大丈夫!?カオルのに触ってないよね?』

『ばい菌つくから別にしてほしーよなぁー』


今だったらくだらないと一喝できそうでも

この頃は無言で何も言えず涙を堪える。


授業で2人1ペアを組む時は相手は見つからず

組体操でも私と当たってしまった人には申し訳なく思ってた。


教室でなぜか私だけみんなから離れた場所に机がある


先生が戻るまでにはまた机が元に戻る。


給食の時間


6人組で机をくっつけて食べるのだが

私だけ誰ともくっつけてもらえず、先生に促されながら班に入る。


班の中の子が言う

『私さーこの中で嫌いな子がいるんだけど、みんなはいる?』

『いるいる!!そいつがいるから気分悪いし』


『じゃーみんなで一斉に指差そうよ!嫌いな子を』


『いーね!みんな同じ子だったりして...』


みんなが談笑している。



『せーの!!』

一斉に指が私に集まる。


分かってはいたけど、涙が出た。

そして班の子は先生に怒られていた。


こんな学校生活を送る。

でも別にいい。これが今私のいる場所。

逃げ場がないのなら耐えるだけ。



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