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怠惰な魔本使いの見聞  作者: 炬燵天秤
第2章 白髪緋眼の魔本使いと呪いの狂宴
11/64

11話目 ベイレーンの景色

主人公が基本的に拠点とする予定の街。

「おお、まさにファンタジー、って感じの街だ………!」


天気快晴、空の肌寒さは太陽の暖かい陽光がちょうど良く相殺して適温となっている。


道中何事もなく、眼下に小さく見えるほぼ未開発の大自然の風景を楽しみつつ、快適なグリフォンの旅を続けること数時間。


太陽が高い位置から照らす真昼頃、その建造物は姿を現した。


「外敵から身を守る為に難攻不落の城壁を築き上げ、それによって護るは深窓の令嬢、のような白亜の城って感じかな」


思わず詩的な表現が口をついて出てくるが、別に上手くもなければ特に善し悪しも気にはしてない。すぐに今の発言は記憶から忘れ去られた。



なだらかな丘陵地帯に存在する、小高い丘の麓にベイレーンの街は造られていた。


丘の麓に広がる扇状地に出来た、扇状の城壁に囲まれた街。街の色彩から見るに、建材は木材と石材を使っているように見える。コンクリートや不思議素材はなさそうだ。


そして丘の中腹に、白亜の石を基調とした西洋風の城が、街を見下ろすように聳え立っていた。おそらくあれがこの街の最高権力者の住居なのだろう。


「さて、発着場は………あれか。流石に門の外にあるんだな」


空から見える街の風景を楽しんでいると、城壁に造られた正門のすぐ近くに、四角い土台が設置されているのが見えた。


その石畳の上で、鉄装備に身を固めた兵士が手旗を振っているのが見える。おそらくあれが使役する事の出来る飛行系魔物を発着させる為の設備なのだろう。まあ城壁の上から勝手に入られても困るだろうしな。


「ピー子、あそこに降りて」


キュイッ!


俺の指示にグリフォンのピー子は一鳴きすると、翼を畳んで一気に降下した。風を切るような急降下……って、こ、怖ぇ⁉︎


「うああぁぁあ⁉︎」


思わず悲鳴が口から漏れてしまったが、落馬……落鳥? する事なく着陸した。まったく、茶目っ気の多いグリフォンだこと。


「獣使いビーストテイマー殿、身分証の提示を」


鞍から降りてピー子の首を撫でていると、手旗を持っている兵士が駆け寄って来るところだった。ふむ、身分証か……。


「知り合いから、ここの領主に手紙を渡して欲しいと言われた。それとこの印で身分の保障は可能?」


懐……正確にはストレージからユグリースお爺さんに渡された書簡を見せる。そこには巨大な樹の下に街が広がる光景を刻んだ印が押してある。


「だ、大賢者殿の紋章………。し、失礼しました。今すぐ馬車を用意させてもらいます。それまで詰所にてお待ちください。そちらのグリフォンはあちらの厩舎にお連れしますが、宜しいでしょうか?」


書簡に押された印を見て息を呑んだ兵士は、露骨に対応を丁寧なものに変えた。やはり勇者の仲間ともなれば有名にもなるか。大賢者としての知名度も高そうだけど。


「厩舎の方は、必要ない」


ピー子を『送還』すると、再び兵士が目を見開いて「召喚士だったのか……?」と呟いたのが聞こえた。


残念だったな、魔導師だよ!


そんな下らない事を頭の中で考えている内に、目測10メートルはありそうな巨大な正門の前に辿り着いた。


半分ほど開かれた門の前には数台の商用と思われる馬車が並び、商人達は入国審査の手続きが終わるまで、それぞれが雑談に興じている。


馬車に積まれた品も多種多様なようで、木箱やら麻袋やら檻………奴隷を積んでいる馬車もある。まあ、そういう世界なんだろう。


ちらっと一瞥した限りでは、黒髪の人間はいなかったので揉め事の気配はない、筈。


「こちらです」


手旗兵士に怪訝そうな声を掛けられたので、慌てて守衛の通った正門の隣にある小さな門、確か脇門だったかを潜る。


「こちらの建物が詰所になります。中にいる騎士に手紙の件はお話下さい。手続きが終わるまでには馬車を用意させて頂きますね」


「分かった」


手旗兵士とはそこで別れ、俺は兵士に言われた詰所の中に、兵士は馬車が幾つか並んでいる寄り合い所のような場所に駆け足で去っていった。


「おう、嬢ちゃん。何か用か?」


詰所の扉をくぐった俺に視線を向けたのは、武骨な騎士鎧に身を包んだこれまた厳しい顔つきの大男だった。なんというか……子供が見たら泣きそうな顔つきである。


「この街の領主に手紙を届けに来た」


他にも鎧を着込んだ兵士達が忙しそうに働いている。正門の守護とは、割と大変なものなのかもしれない。


「領主に? ちとその手紙を見せてもらえねぇか? 俺は正門の守衛隊隊長のギルガスだ。こんな役でも偉い方だから、危険物の確認には特権がついてる」


つまり見せないと捕まえるってことかね。まあ、特に隠せとも言われてはいないんだけどな。


「これ」


「ふむ………。第二王女様の印が押されてるとはな。嬢ちゃん、ビスマ村からここまで来たのか?」


「そうだけど?」


「いつ出発した?」


「今日」


「今日………?」


「空を飛んできた」


ビスマ村からここまでは結構離れてたしな。お昼時に辿り着けて良かった。少し腹が空いてたりするので、早くどこかで昼食を摂りたい。


「ああ、ビーストテイマーだったのか。それならおかしくはないか。こっちの書類に名前とか必要事項を記入してくれ」


そう言われて渡されたのは、羽ペンとインク、そして知らない文字が書かれた紙だった。知ってた。


「代筆をお願いして良いですか?」


「うん? 良いところの嬢ちゃんに見えるが、違ったのか?」


「遠い所から来た所為か、文字が違います」


解読はあっさり諦めて騎士の男に紙を返す。意外そうな表情を浮かべた騎士だったが、「そういうもんか」と頷き、記入が必要な箇所について読み上げ、俺の返答を聞いて書き込んでいく。


「おう。一時的な入城申請はこれで問題ない。つってもこれだけだと一週間程度しか滞在許可は下りないから、ギルドカードか何か身分を証明出来るものは無いか?」


「これで良い?」


という事なので、再び大賢者の書簡を取り出す。


「大賢者殿の印か………。確かに身分の保障については十分過ぎるくらいだが、……貴重なものなんだから国が運営してる場所以外ではあんまり見せるなよ?

滞在申請自体はこれでいけるが、他に身分を証明するものが無いならギルドカードを持っておくと便利だ。何せ定期的に金を払うだけで、身分の保障は最低限してくれるからな」


それはありがたい。かなり便利な組織だこと。


「助かる。それじゃあ」


「おう。それじゃあ、アーデフェルト殿、ベイレーンの街にようこそ」



__________________


騎士の定型文を聞き、詰所を出た。そして俺が先程の手旗兵士を探そうとして、目の前に高そうな馬車が停車した。


「お待たせしました! ベイレーン城までこの馬車でお送りします!」


そう言って御者席から降りて駆け寄ってきたのは、先程の手旗兵士だった。守衛なのに御者もやるとは、結構面倒な仕事のようだな。


「助かる。………少し軽食を摂りたいのだけど、何か露店で買って行っても?」


「ええと……、すいません。城の方でお待ちしていただく際に、あちらで出して貰いますので、それはちょっと」


手旗兵士は少し困ったように眉を寄せる。まあ、領主が面会を行う時間は決まってるのかもしれないし、無茶ぶりだった自覚はある。


「なら、良い」


それに城の食事なら美味しいのは間違いないだろうしな。


「ありがとうございます。では、私、守衛兼伝令役を務めているレージが、責任を持ってあなたをベイレーン城まで送り届けます。宜しくお願いします」


敬礼の姿勢で自己紹介をしたレージは、すっと馬車の扉を開いて、俺をその中へと誘う。まるで執事のような身のこなしに思わず苦笑を浮かべてしまった。


「アーデフェルト。素敵なエスコートを期待してる」


「了解であります。お嬢様」


茶目っ気を見せて微笑んで見せると、レージも頬を緩ませて笑い合ったのだった。


レージ、25歳

Lv.25

職業・守衛/剣士

称号・正門の守衛、伝令役、


__________________


「思ったより良い景色だ」


金が掛かっていそうな馬車に揺られ、外に流れていく街並みを眺めていた俺はそう呟いた。


外壁の正門から続く大通りは、馬車が4台行き交っても余裕がある程幅が広い。


尚且つ徒歩で行き交う人々が馬車に誤って轢かれないよう、歩道のように馬車の道よりも少しだけ高く段差がつけられ、区別されている。


そして表通りに並ぶ店は、その殆どが大きな商会か食料品を扱う店のようで、馬車を停めるスペースがあったり、普通の市民に見える人々が店の前に並べられた食料品を買い求めていたりする。


これは寧ろ話し相手が居なくて良かったな。眺めていてまったく飽きない。驚いたことに、貴重だと思っていた板ガラスも普通に窓に嵌め込まれている。


それに衛生環境も悪くなさそうだ。なにせビスマ村では下水にそのまま_________忘れよう。



たまに用途不明の建物の前に立つナイスバディな女性に投げキッスされて苦笑いしたり、店頭で鍛冶の実演をしているドワーフを発見したりと、流れて行く街の景色を堪能した。


しばらく目新しい光景に目を奪われていたが、馬車が速度を落としたことで我に帰ると、気付けば城が目の前まで迫っていた。後は城まで続く緩い坂道を登るだけだ。


「この辺りは妙に屋敷が多いし……貴族街というわけか? まあ関わる必要はないと良いんだがな」


仮に関わってしまっても面倒なことに巻き込まれないようにしよう。きっと面倒なだけだし。


先程よりもゆっくりと流れていく街並みを眺めていると、前方ーーー城の方から騎馬の騎士の隊列が進んで来ていた。


「アーデフェルトさん、騎士団本隊の方達が前方から来ますので、一旦停止しますね」


レージも馬車を道の脇に停め、御者席の上で敬礼している。少し緊張しているようだし、あちらの方が階級が高いんだろう。


そんな事を考えている間にも騎士団の行進は進み、やがて側面の窓からも騎士団が視認できるすぐ近くまで進んでいた。


先頭を進むのは、全身鎧を着た、顔を横断する傷痕を持つ、これまた厳つい顔をした男だ。しかしこちらの方が、より子供をたくさん泣かせしまいそうな気がする_________


「………っ!」


いま、あの男に睨まれた気がする。たった一瞬だけの一瞥なので、勘違いの可能性も無いわけではないが、………一応あいつのステータスも見ておくか。


そう思い立って後ろを振り返り、先頭の男に対して目を凝らして……思わず口をへの字に曲げてしまった。


「………へぇ?」


イルデイン=ヨークスコーツ、49歳

Lv.71

職業・騎士/剣帝

称号・剣帝、サベレージ王国国王の弟、勇者の師


今一番出会いたくないリストナンバーワンの、勇者の師匠さんでしたか。忘れよう、目が合ったことなんて。


再び動き出した馬車の中で、俺は全力で頭を振って先程の視線の交錯を忘れることに努めたのだった。



__________________



「到着しました。アーデフェルトさん。お手をどうぞ」


「助かる」


ついに城の周りを囲む内壁を潜り抜け、城の威容が間近に見える正面の庭園で馬車は停まった。


レージの差し出した手の助けを借りて馬車を降り、窓越しではない、自身の目でそのベイレーン城の威容を目にした。


「綺麗な、城」


「本当ですよね。この城、150年前からこのままの状態で残ってるそうですよ? 確かその時代の勇者様が土魔法で創り出したのが、街を守る外壁と城を守る内壁、そしてベイレーン城その物だったとか」


俺の端的な感想に素早く補足説明を入れるレージ。守衛と伝令だけでなく、来客のガイドもこなせるのだろうか?


しかし成る程、土魔法を使えば石垣など手間のかかる方法を取らなくても良くなるのか。本当に魔法は便利だな。


「それでは、行きましょうか。この街に住めば、後から幾らでも見れますよ?」


「領主殿がしっかりしてるなら」


「ははは。これは厳しいですかね」


おい、いまさらっとこの街で一番偉いやつの事をディスらなかったか?



__________________



「それではアーデフェルトさんが持っている手紙は、直接ベイレーン伯にお渡し下さい。なに、大丈夫ですよ。幾らなんでもまだ幼さの残る少女に、しかも大賢者殿が認めた者にしか渡さない書簡を持っている者に手を出す程暗愚な領主ではありませんから。多分」


「安心する要素がどこに………?」


今は豪奢な造りの応接間にて、領主が貴族との会談を終わらせるまで待機しているところだ。特にこの後の事は決めていないので、時間は掛かっても別に問題ない。


強いて言うなら、宿を探す程度だろうか? まあそれにしても大した時間が掛かるわけでもないだろう。


そんな事を思いつつ、長机の上に出されたお菓子を口に含む作業を絶え間なく行っている。たまに向かい側に座ったレージが話し掛けてくるので、当たり障りのない範囲で受け答えする程度の会話はある。


「しっかし、文字が異なるほど遠い国からやって来るなんて、本当に驚きですね」


「言葉は通じるのに文字が全く異なるのは、ね」


「そうですねー。……おっ、貴族様との会談は終わりましたかい?」


扉をノックして入って来たのは、俺達をここに案内したメイドの少女だった。まだ結構若いし、アーデとはそこまで年は離れてないか?


流石に歳を確認する為だけに、ステータスを閲覧するのもアレなので見ないでおこう。……謎の背徳感もあるが。


「お待たせしました、アーデフェルト様。ベイレーン伯爵様の執務室までご案内します」


「分かった」


すっと目線を下げたメイドの少女の後ろに続く。何となく後ろを振り向けば、レージがひらひらと手を振って見送っていた。どうやらここからは一人でメイド少女について行かなくてはいけないらしい。


少女はレージと違い無言なので、廊下には靴の音しか聞こえない。たまにこの城で働いていると思われる、文官ぽい人や衛兵とはすれ違うが、どちらにせよ無言なことには変わりない。


面接を待つ時のような、やけに緊張する時間だなぁ……。


三階までの階段を上がる際に、従者を数人従えているやたら肥え太った男の嫌な視線を向けられたが、特にちょっかいを掛けられることもなく執務室前に辿り着いた。


「お客様をお連れしました」


「入りなさい」


そこまで威圧的ではない、むしろ平凡とも言える声が執務室から聞こえてきた。はて、伯爵ともなればもっと高圧的なものだとばかり………


思わず首を傾げながらも、メイドが開けてくれた扉を潜る。そして応接間よりは少し狭い部屋の中に入室してすぐ、目の前の男のステータスを閲覧する。


「待たせてしまったようだね。初めまして、アーデフェルト君。私はゾルト=ベイレーン。ベイレーン当主にしてサベレージ王国からこの地を数代に渡って任されてる伯爵家の長男だ」


ゾルト=ベイレーン、51歳

Lv.48

職業・領主/執政官

称号・ベイレーン伯爵家現当主、蒼き槍の使い手


ゾルトの自己紹介でステータス閲覧の半分が無意味と化したが、意味のあった方の二つ名が結構おかしい。


そっと辺りを見渡せば、ゾルトが座る執務机の後ろの壁に、蒼の短槍が飾られている。そのまんまか。


「旅の魔導師、アーデフェルト。レティシアからあなたへの手紙を預かってきた」


そう言って懐から手紙を取り出したところで、ゾルトが目を細めたことに気がつく。………今、王女のことを呼び捨てにしちゃったな。まあ何とかなる、か?


「第二王女レティシア様のことを呼び捨てにできる仲、か……。これは無碍にも出来ないかな。長旅ご苦労様、内容を確認するから、少しだけその長椅子に座って待っていてくれないかな?」


「なら、失礼」


ゾルトが指し示した長椅子ーーーソファーに、断りを入れてから座る。そして、貴族だというのにやけに低姿勢な態度のゾルトを横目で観察する。


藍色の髪は短く切り揃え、服装は先程見た太貴族よりも少し地味な紺色に揃えている。マントまで紺色なのだから、余程気に入っているか、家のしきたりなのだろう。


しかし、見た目だけで判断するならば、この男は平凡にしか見えない。勇者や大賢者達から感じ取れるーーー厄介な、面倒ごとを持ってくる匂いを感じないのだ。


(それはそれでありがたいんだが………何だかなぁ)


俺は元の世界ではただの一般市民だったので、気配とか殺気とかなどを感じ取ることなど全く出来ない。此方に来て、ようやくそういう雰囲気は感じ取ることが出来るようになったくらいだ。


なので、目の前の貴族がどんなに腹の中が黒かったとしても、今のようにただの凡人のように見る事しか出来そうにない。



もし彼が、何か嵌めようとしてきた場合、俺はどうする?


(…………ま、いっか)


あっさりと、今後に関わる対応についての思考を放棄する。為せば成るなら、何もしなければフラグも立たないだろう。


折角の新しい人生なのだ、気の赴くまま、その時の気分に従って生きるのも人生だろう。………それには最低限金を稼がなくてはいけなさそうだが。


「………ふむ、ダンジョンは完全に消滅したか。これで連中も大人しくさせる算段がつく。……ご苦労、アーデフェルト。

君は今回の件について何もしていない。君は勇者達の手紙をベイレーンに届けただけで、多少・・報酬が割り増しされている以外には、特に変わったことはない。そうであるな?」


手紙を読み終えたゾルトは、少しだけ口調を厳し目のものに変えて、此方に変な確認を取ってきた。


………ふむ、つまりは口止め料を払って秘密を守れと。まあそちらはどうでもいい。俺の事を知ってる者は、まだほとんどいないのだから。


だから、重要なのはそこではない。


「その報酬、どこで受け取ればいい?」


「ギルドの口座に振り込むつもりだが?」


ああ、やっぱりか。


「まだ、ギルドには加入していない」


「なに?」


そう、ビスマ村ではギルド加入の手続きが出来なかったのだ。なのでベイレーンで登録するついでにお使いを頼まれた訳なのだが……。


先にこっちを達成してしまったら現ナマでしか受け取れないじゃないか………。何やってんだ、俺。


「「………………」」


俺とゾルトの間に奇妙な沈黙が、流れた。

(●ω●)「あとがきのネタが思いつかなかった」

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