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Story5-1

Story5 S&D(脆さ)


作戦名:Alpenfestung(アルプス国家要塞)

日時:2015年6月8日-12時17分15秒

指揮官:宇都木 翔一

展開部隊:第1SS特殊師団

作戦区域:日本国 赤石山脈

作戦概要:赤石山脈に存在するアメリカ軍通信基地を破壊


宇都木「作戦時間を確認。全体、これより攻撃を開始する。いいか?攻撃は弾薬庫、車両基地、通信設備だ。」


「了解。」


この作戦の要旨は1つに絞られている。それはソマリア連邦へと向けられる可能性のある敵意の遮断。攻撃内容は単純で、爆弾を仕掛けて基地を吹き飛ばすという事にある。


宇都木「いいな?すべてステルスだ。死体は腕を伸ばして首をへし折ってやれ。」


「了解。」


宇都木「A班は弾薬庫に爆弾を仕掛け、重火器などを押収するように。」


「了解。」


宇都木「B班はサーバーと発電機の破壊をせよ。」


「了解」


宇都木「C班は車両基地に向かい爆弾をセット。また、脱出用車両を捕まえろ。」


「了解しました。」


宇都木「私はHQを吹き飛ばしてくる。脱出経路は前にも確認したとおりの場所を通って帰るぞ。いいな?絶対に捕虜になるな。それでは・・・GO!」


そう言って各自が腕を伸ばして草むらへと入っていく。私も草むらへと入り、一人ずつつぶしていく。草むらから草むらへと移動し、監視カメラにも映らないように行動を起こしていく。そして、何も気がつかない司令部まで入り込んでいった。


宇都木「A班、準備はいいか?」


「A班完了。なお、スティンガーを3発入手。重火器もいくつか確保し、車両基地へと移動中。」


宇都木「B班はどうだ?」


「サーバーにテルミットを投げ込む準備はできています。また、発電機にも爆薬をセットできています。」


宇都木「C班は?」


「残念ながら軍用車両はなし。ただし、一般車両を多数確認。確保をしております。」


宇都木「分かった。C班、シャッターを上げろ。B班は爆薬を起動しろ。」


「了解。」


その声と共に電源が落ちる。それと同時に司令部へと突入する。そして問答無用でDP-4Xを撃っていく。消音機付なので音が出ない。そのため、倒れる音しか聞こえてこない。すべての敵が倒れ、仕上げとして爆薬を大量に仕掛け爆破をする。


宇都木「任務完了。全班、車両に乗って帰投するぞ。」


「分かっております。すでに車両をつけております。」


宇都木「わかった。すぐに離れるぞ。」


そう言って車両まで走り、車両に乗り込み、一般道へと出た。


宇都木「イージーだったな。」


「全くですね。これほどアメリカ軍の警備は薄いとは思いませんでしたね。」


宇都木「ああ。」


そう言っていた時だった。後方からサイレンが鳴ったのは。

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