茸とチキンのジェノヴェーゼソース風パスタ
ムニャムニャ(-.-)zzZ
いつも帰りみち、ふと視線をおとすと、そこにはせんぶり花が咲いていた。
もう、こんなん季節かと思うのと同時に、嫌な記憶が蘇った。
せんぶりから、酵母を採取して、天然酵母パンを焼いたら、苦いこと苦いこと、大事な事だからもう一度言う、凄く苦い!!
あまりの苦さに、喋れなくなるほど苦いパンが出来上がったのだ。
もちろん、焦げてるわけじゃ無いよ。
そんな嫌な記憶が頭をよぎるものの、せんぶりの花は素朴でいい。
疲れた気持ちに、少しエネルギーをもらって、急ぎ足で家に帰った。
お風呂で汗を流した後、食事の準備だ。
あれ???
ご飯を炊き忘れてる!!
あまりのショックで思考がしばらく停止してしまったが、ふと有る事を思いだした。
それは、ジェノヴェーゼソースの存在だ!
しかし、冷凍庫を覗くも、量が少ない(T_T)
その上チーズも無い………
既に私の心は、ジェノヴェーゼソース一色だ、むしろ一食だ。
しかた無いので、なんちゃってジェノヴェーゼソースを作る事にした。
まずは、オリーブオイル小さじ1とマヨネーズ大さじ3を混ぜて、いい具合になったら塩とコショウで味をととのえる。
バジル以外にも大葉を使うと和風ポサも出るのだが、今回は、バジルが有ったからこれを使った。
目安は6枚ぐらいをみじん切りだ。
それにニンニクもひとかけらみじん切りにした。
余談だけど私は、ニンニクをお酢に入れ保存してるが、焼酎に入れて保存したり、オリーブオイルに入れ保存すると良い。
さて、続きだけど、ナッツ類を入れたいけどなかったから、ゴマをいれて、味を引き締めるのに、レモンを絞り入れた。
マヨネーズで作ったなんちゃってジェノヴェーゼソースの完成だ。
ソースが完成したので、鶏胸肉を一口大に切ったら塩コショウして軽くオリーブオイルをかけ馴染ませる。
フライパンに、オリーブオイルと唐辛子を入れ弱火にかけ、辛みが油にでてきたら、鶏肉をソテーして、パスタをゆでる。
今回は、ソースにニンニクを入れたからあえて入れなかった。
パスタがゆで上がる少し前に、茸をパスタと一緒にゆで、鶏肉がソテーされるタイミングに合わせ、パスタと茸に火を入れた。
パスタと茸をザル上げして、フライパンにいれしっかりあおる、この時、茹で汁を少しいれ、しっかりあおる事で油を乳化させるのがコツだ。
最後に、ジェノヴェーゼソースを絡めて完成。
今夜の友は、辛口のドイツワインだ!
ドイツワインは、一般的に辛口も甘いのだが、近年は、本当に辛口のワインが出てきた。
しかも、味から考えたら凄く安い。
食べながら呑む、これが最高(o^∀^o)
テレビを見れば、シリアで化学兵器の廃棄が始まった様だし、酔っ払いの頭では、理解出来ないが、旨い料理と美味し酒があれば、もうどうでも良いや。