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【プロットタイプ】燃え尽き症候群

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

何もしてないのに疲れてしまうのは、ゴールが見えないから。

この世は均衡が取れている。だからハイになるだけなった後は、必ずその代償を支払わされる。そして今、そのツケを支払っている状態だった。

日本の長期休暇はどれだけ長くても十日程度である。其れが終わればまた何時もの様に平日がやって来て仕事に行き、休日が待っている。どれだけ休日が長くなっても、また来る平日五勤を思い浮かべると、大したことは無いと思ってしまう。

そんな事実がしんどくて、ただ飽きてしまって、すぐにでも死にたくなった。


帰ってからの鏡花の元気がない。昨日の躁状態とは掛け離れ、今は完全に静へと以降していた。

野菜や肉を切り、フライパンにぶち込んで、淡々と料理を済ませていく。無言であったし、目は死んでいた。それこそ燃え尽きてしまったように。

下手な事が起きないか、さり気なく観察していたが、幸い何も起きる事なく皿がテーブルに並ぶ。それでも変わらず覇気はなく、ただ無言で食べ進める。

「何かあったのか?」

「んー?」

苛立ってはないようだった。苛立っている時、切羽詰まっている時、此奴の声は硬くなるから。ただ気の抜けた様な生返事だけが此方に帰ってくる。

「なんも無いよ。ただどれだけ長い大型連休があってもさ、最終的には週五だか週六勤が待ってる訳で、その事実に絶望しているだけ。どうせ最後に待っているのは、大して面白くもない平日なんだなって。つまんねーって」

どうやら何年目かの社会人を終えて悟ってしまったらしい。燃え尽きてしまったらしい。終わりの見えないマラソンは、人の心を蝕んで木偶人形にしてしまうのだろう。

俺は考えるだけ、苦悩するだけ無駄だと切り捨てていたが、此奴にとってはそうでは無いらしい。

「鏡花、あと一日の辛抱だ」

「分かってるよー」

こんなのは何の慰めにもなりはしない。幸せな時が終わればまた虚無の人生が待っているだけなのだから。だがその目先の光さえ失ってしまったら、もう人間は立ち直れないのではないか。

書くのが疲れたって訳じゃないんですよ。

ただ日本の休暇ってどれだけ長くても十日程度。

いいえ、他の国へ行って、それより長い休暇が与えられても、結局は普通で平凡で退屈な毎日が待っている。


其れが死ぬほど退屈で、終わりのないマラソンしてるみたいで、死にたくなってきちゃった。ぽっくり逝きたいな。


昨日のハイな状態と、ローな状態、全部文言では変化あるんですが、顔にも態度にも声にも出ないんです。

それだけが唯一の幸いですね。


どれだけ休みが長くなったって、私はこうして働くことに文句を言い続けるんだろうな。

いい感じの年になったら、さっさと安楽死の法案実行してくれないかな。

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