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ミンクの戦い2

12月31日。カレンとソフィアはイサリ公国でマイクたちと対戦した。ミンクは紺のブレザーに白のミニスカート。カレンはパープル。ソフィアは黒の下着とオーバーニーソックスを身にまとった。マルスは白のセーラーに白のズボン。対戦場所は廃校の体育館。4人はしばらく雑談に花を咲かせた。美人姉妹は彼らからプライベートビデオの提出を求められた。すでにオルガたちは撮影を開始しておりミンクは目を輝かせた。「カレンは公務があるからね。急がなくていいよ」「この時期はそうでもないわ。次の対戦日に渡すわね」「ソフィアのプライベートビデオが楽しみだね」「うんっ。お姉ちゃんに負けないものを撮るからね」カレンたちはテンションが爆上がり。第一王女はドキドキし第三王女は早くもやる気満々。すでに王族は参戦祝にイサリ公国から莫大な報酬を手にしていた。万が一リタイヤしても返済は不要。どころか全面的にバックアップしてくれる。ビデオカメラは高価だが、プライベートビデオなんて安いもの。まずは柔軟体操。マイクはカレン。リカルドはソフィアと組んで柔軟体操を始めた。ミンクは彼らとの適度な距離感を保つことにした。甘えきるのはいつでもできるからだ。これは悠月たちのアドバイスに従ったものだが、彼女たちの教えは王族たちの参戦に大きく寄与していた。暖房が効いた館内は適温に保たれ、ステージは華やかにライトアップされている。敵国なのにやりにくさはない。もちろん世界線が違うから柔軟体操は勝手が違う。でもマルスは私たちに呼吸を合わせてくれた。雑談タイムでも和気あいあい。でも何を話したか忘れた。ミンクはハーフキックから始めた。いきなりかわされてふわりと着地。でも気落ちしてるヒマはない。カレンたちは対面でもハイキックで果敢に攻めた。前回より足が高く上がるが、マルスの動きもいい。今日からが本当の勝負。美人姉妹は激戦になると感じた。ミンクは早くもクロスファイヤーを繰り出し彼らに揺さぶりをかけた。狙い通りクリーンヒット。ここからカレンたちはリズムに乗れた。美人姉妹は対面でも躍動しマイクたちを圧倒した。彼らは受け身に徹するのが精いっぱい。もちろんピンチはあった。まだ2戦めなのでミンクはステージを広く使えていない。そのため奥へと押しやられ、軽いキス攻めに遭った。しかもその都度相手が変わる。カレンたちはペースを乱され、呼吸が合わなくされた。ダメージは軽いがリズムがよくない。後半に入っても悪い流れが続いていく。美人姉妹はフルキックに切り替えたがハマらない。心を乱されると威力が落ちる。マイクたちの軽いキス攻めは意外と効く。真綿で首を絞められるかのようにジワジワ効いてくる。ミンクは悩んだ。クロスファイヤーまでもが呼吸を乱されて使えない。攻め合いは分が悪い。カレンたちはハーフキックに特化して対面に重きを置いた。ここで勝てないと私たちに勝機はない。するとピンチの連続。美人姉妹は奥へと押しやられ、軽いキスが徐々に長くなり始めた。ミンクはマルスのイチモツを軽く握り反撃を試みたが、たちまち快楽に呑み込まれた。カレンたちの手からイチモツがこぼれ落ちた。美人姉妹はハーフキックから流れを引き戻すべく奮闘したが、よくない流れを断ち切れない。かと思えばまた軽いキスに戻されてしまう。ミンクは彼らに翻弄され徐々に疲弊していく。カレンたちはあせり始めた。やはり実戦の経験値が浅いため視野が狭くなりがち。美人姉妹はフルキックに戻ることにしたが、精彩を欠いた。あっさりかわされるとダメージが深い。かと言ってクロスファイヤーを試すのは危険。対面でも躍動感を欠き、受け身に回る時間が伸びた。ミンクは引き分けを狙おうにも残り時間が長すぎた。ま、まだ15分?カレンたちからすれば無限にすら感じられた。美人姉妹のイチモツ攻めはなかなかハマらず、逆にマルスのキス攻めが冴えわたる。それは軽くなったり深くなったりと変幻自在。ミンクのからだの欲求不満がマグマみたいにうごめいた。カレンたちはすでにあそこを湿らせていたが、戦えない状態でもない。美人姉妹は足場へ戻る時にヒソヒソと話し合いを始めた。「お姉ちゃん、まだやるの?」「だってソフィア。私たちは王族なのよ」第一王女は第三王女を諌めたが、もちろん勝機はない。でも下着を湿らせた状態でこれ以上戦うのはムリ。ミンクは対面でキスされて口を開放された後に中腰になり、そっと股を開いた。でも伝わらない。仕方なくカレンたちは両手で太ももを開き、ようやく伝わった。美人姉妹は彼らに下着をそっと抜き取られ、力が抜けた。ティッシュをそっとあそこに押し当てられ、よだれを拭い去られ、換えの下着を履かされた。カレンはラベンダー。ソフィアはライトグリーン。ミンクはなおも奮闘したが、腰が立たなくされた。カレンたちはマイクたちの前で片ひざをつき、降参の意思を表した。

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